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科捜研の女 劇場版評論(20)
原因不明の転落事故。
転落の直前に「助けて」と言い残したという証言から単なる自殺とは思えない榊マリコ(沢口靖子)。しかし、検死からは他殺の可能性を見出すことはできない。
そんな時、またしても起こる原因不明の転落事故。他殺の手がかりが見つからない状況に、京都府警の土門薫(内藤剛志)と榊マリコの正義感が暴走。土門の違法捜査が容疑者_加賀野教授(佐々木蔵之介)を追い詰めるが、加賀野教授は犯人ではない。
加賀野教授のノーベル賞並みの研究に対して執拗に因縁をつける土門とマリコ。目的達成のためには手段を問わずうブラックな職場を作り出すマリコの時代にそぐわない言動。気がつけば容疑者を応援し、京都府警の瓦解を願ってやまない自分がいる。
最後は、犯人を欺くためにマリコが東福寺の渡り廊下から飛び降りるが、客観的に見て飛び降りる必要はない。何よりも犯人の罪状が不明で、下手すると謎の液体かけたくらいの器物損害か重くて傷害じゃね?って展開に、むしろこの後の裁判編を作った方が盛り上がるんじゃねーのか?と思わせる作品。
マリコが登場する日常シーンが全てナビスコのテレビCMに見えるのも趣深い。
科捜研の女シリーズのファンにとっては、控えめに言って"最高"です。
20年目になるらしいが最初の頃とは比較にならない程、科学捜査が進化しているんでしょうね。
テレビシリーズの放送開始は1999年、20世紀から続く長寿シリーズの劇場版。
毎シリーズ、楽しみに観ていますが、映画館で観ることもないだろう、と思っていましたが・・・
京都の洛北医科大学、解剖医・風丘早月(若村麻由美)の目の前を、同僚の女性助教授が「助けて!」との叫びを残して落下していった。
京都府警科捜研の面々が臨場し、遺留物の鑑定を行うが、自らの意思で飛び降りたとしか思えない。
それでも、法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)たちは、信頼する風丘の証言を信じ、事件の証拠を掴もうとしていた。
そんな矢先、洛北医科大学の別の助教授も転落死し、調査を進めると、海外でも2件同じような事案が発生していた・・・
といったところからはじまる物語で、ストーリーの枠組みなどはテレビ版と大差はない。
ま、海外でも同様な事案が起こっているのでスケール的には大きいけれども、大々的な海外ロケなどは行わず、低予算で切り抜けています。
と書くと貶しているように聞こえるかもしれませんが、これは誉め言葉。
テレビシリーズから劇場版を作る際、得てして製作サイドの方が舞い上がっちゃって、普段以上の予算を掛けて(ほぼ浪費するだけ)、スカスカの内容になっちゃうことも多々あるので、そんなことにはしないぞ、という製作陣の強い意志が感じられます。
その代わりと言っちゃなんだが、これまでレギュラーで出演してくれた面々を、同じキャラクターでありながら、時を経て、別の役職として登場させており、これがシリーズファンへのごちそうです。
ざっと挙げると、
科捜研の元同僚としては、相馬涼(長田成哉)と吉崎泰乃(奥田恵梨華)、
かつての所長として、マリコの父で前所長の榊伊知郎(小野武彦)、その前の所長・宮前守(山崎一)、
捜査陣側では
前刑事部長・佐久間誠(田中健)に、元刑事部刑事・木島修平(崎本大海)、
さらには、管理官・芝美紀江(戸田菜穂)に、マリコの別れた夫・倉橋拓也(渡辺いっけい)、マリコに恋慕している他大学の解剖医・佐沢真(野村宏伸)。
マリコの別れた夫役なんて、テレビでは初期シリーズだけの登場で、話の端に上ることはあっても、再び画面に登場するとは思っていなかった。
もっといえば、マリコの母役の星由里子までワンカットであるが登場する。
(星さんは既に他界して数年経過しています)
このゲストの出演が長年シリーズを観てきたファンにとっては嬉しい。
(今回がはじめての観客にとっても、それほど違和感がないように登場させているあたり、さすがはシリーズの中心を担う櫻井武晴の脚本だ)
その後、事件は、ダイエット菌と呼ばれる腸内細菌を研究している加賀野(佐々木蔵之介)の研究室にたどり着くのだけれど、テレビシリーズ同様、安直に「このひと、犯人!」とならない。
ここいらあたりのミスリード、定石的だけれども、安定感があります。
そして、クライマックスにマリコの危機! 急転直下の犯人が判明! というのもテレビシリーズと同じパターン。
そうそう、長年築き上げてきたパターンを壊しちゃいけません。
というわけで、基本的には長年のテレビシリーズファンへ向けた劇場版スペシャル。
あ、これ、誉め言葉ですから。
書き忘れましたが、冒頭には科捜研の面々の私生活の様子も描かれていて、それもファンには嬉しいところです。
なお、土門刑事役の内藤剛志と佐沢真役の野村宏伸のふたりは、妙な太り方でスクリーンで観るには見苦しいです。
「気張った劇場版」って感じはあまりしなくて、いい意味で脱力した「豪華なテレビスペシャル」って感じでした。
観ていないから、いつのどんな繋がりなのかは分からなかったけど、過去のシリーズで縁のあったらしき登場人物たちがみな主人公のマリコ(沢口靖子)に協力して、真相にたどり着く展開のようだとは、初見でもわかった。
ファンなら、胸の熱くなる展開だったのではないかと。
長期シリーズって、入り損なうとなかなか途中からは難しい。
だからここからシリーズに入れないかなぁ、という淡い期待もあり、観に行ったのですが、そこそこ楽しめました。
ただ、警察や病院側が皆マリコに協力的で明確な「味方」であったのが、警察モノにしては個人的にちょっと苦手ではあった。
敵視する勢力がなく、形式上の査問などは行っても結局は力を貸していくし、過去のOBが事件を解決するのに必要な場所へ出向や転籍しているのが、都合の良すぎたファンタジー色が強すぎて。
「科学が解き明かす真実を見つける、ミステリードラマ」としては今回描かれたあり方がいいのだろうけど、現実でこうだとすると隠蔽や偽証による冤罪がはびこる温床になりかねないという意味ももつ。
精神的・本質的には味方であっても、常に監査・管理するという人間の配置という描写がリアリティラインを現実寄りに引き寄せるためには必要に感じました(その立場の人間が父親や、離婚した元旦那というのは、警察組織ではありえないので)。
20年来のファンとしてご祝儀の意味もあってまったく期待せずに見に行ったが、TVのレベルをはるかに超える面白さだった。最初から最後まで緊迫した画面が続くし、いつもながら周りを巻き込む科捜研メンバーたちの活躍で、本当に面白かった。科捜研ワールド満開で、TVシリーズのファンならもちろん楽しめるし、ファンを喜ばせるくすぐりも満載だ。
TV版をあまり見ていない人でも楽しく見れると思う。本当に映画館に行ってよかったと思える映画だった。