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迷宮のヴェニス プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
近江商人、走る! プロット 日本 12月30日 2022 台灣上映
逢いたくてヴェニス プロット ドイツ 12月18日 1999 台灣上映
商船テナシチー プロット フランス 01月01日 1900 台灣上映
ニッポン珍商売 プロット 日本 08月28日 1963 台灣上映
呑気な商売 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
ヴェニスの商人評論(2)
シェイクスピアを3冊読んでレポートを提出した大学時代を思い出しました。実は当時、読む気がおきなかったので、あらすじだけ読んで感想を書いたら「A」をもらったいう事実がありまして、結局この原作は読まずじまい。かといってシェイクスピアが嫌いなのではない。読むのが嫌いなだけなのです・・・したがって、あらすじしか知らないという乏しい知識のみでの映画鑑賞となりました。
『恋に落ちたシェイクスピア』でもそうですけど、女性の男装ってのは好きです。虐げられたユダヤ人というテーマよりも「男装」というテーマのほうがインパクトありました。もしかすると、『リボンの騎士』コンプレックスが幼少期から心の奥に潜んでいるのかもしれません。ついつい、「ばれるなよ、ばれると痛い目を見るぞ!」と手のひらに汗をかくくらいに緊張してしまうほどなのです(誇大表現に注意)。見破られるとまずい相手がアル・パチーノでよかった・・・彼は『インソムニア』で眠らされ、『リクルート』で罠にハメられていたので、多分意識が朦朧としていたのでしょう。「公正だ、公正だ」と眠りながらつぶやいてました。
役者もよかったですけど、今までもジェレミー・アイアンズとレイフ・ファインズの区別がつかなかった上に、弟のジョセフ・ファインズが出演していることによって、さらに名前の効果で混乱してしまいました。「似てないよ」と女性ファンの方々からお叱りを受けそうなのですが、どうも覚える気力がないようです。
悲劇であり喜劇もあり、人間の業、愛、憎、怒、情などが波のようにとめどなく押し寄せてきます。それもこれも舞台俳優たる実力者がたくさんでているからだと思います。
鑑賞のシチュエーションとしては、雨や曇りの日に一人静かにが最高です。