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スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい評論(9)
殺人になんら葛藤のない人たちが清々しく殺し合いをする。登場人物が多くて途中で寝てしまったら誰が誰だか分からなくなったので、始めから見直した。あんな年寄りが心臓移植したってどうせすぐ死ぬのに残念な考えの人だった。
姿を自在に変える人が、いつ外から誰が来ても不思議じゃない状況で悠長に心臓を取り出そうとしている事に、急げよ!と思った。実際、間に合わなくなってしまった。あの人は本当に有能なのだろうかと疑問を抱いた。
タランティーノやG・リッチー、特に後者に近い印象や雰囲気でコレ系は基本的に飽々する。
豪華なキャスティングではあるがA・ガルシアやR・リオッタのお決まりな脇役感が古臭くて活躍していた頃を思い出すと何か残念。
マジメな犯罪映画にしたいのか?フザけたノリにしたいのか?全体的なテンポも悪くて全てが中途半端に思える。
なんか思ってた展開と違う・・。あんなに個性的で狂気的な殺し屋がたくさん出てきて、ド派手な殺し殺され的な展開があるのかなと思っていたけど、なんだかサスペンスなのか、アクションなのかどっちつかずな感じだったのがちょっと残念・・。「暗殺者がいっぱい」っていうちょっとバカっぽい副題からもぶっ飛んだ展開かなと思ってたのになぁ。
終盤に、「イズラエルとスパラッザは、実は親子だったんだ!」というドンデン返しが出てきたけど、そもそもそういうことを期待してるんじゃないんだけどなぁという感じ。最後のメスナー捜査官の行動の意味や動機も意味がわからなかった。そして、そのまま終わった。
ジョージアの活躍がほとんどなかった残念。魅力的なキャラクターが活かせてなかった印象です。
『ナーク』で骨っぽい演出を見せたカーナハンということで期待して観たが、前作の才気のカケラも見られない空騒ぎアクション映画でした。
まず、キャラクターがどいつもこいつもつまらない。「殺し屋集結」これだけでも面白くなりそうなもんだが、出てくる殺し屋殺し屋みんなカラッポ(頭も)。実質主役の刑事ライアン・レイノルズも急に重たい芝居をしだすも下手。見てられない。アリシア・キーズは美しいが、こんな役では…。
演出も骨っぽさどころか、洒落っ気もテンポも工夫も何も無い。
どうにもならぬ映画だが、コモンの歌に合わせた最後のクレジット・シークエンスだけは面白かった。それだけが。
配役がちぐはぐ
すべてがこけてる
笑えない
ジョークがどん滑りした会話で完全に無音状態の室内
という感じのつまらない映画