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SP 革命篇評論(20)
映画「SP 革命篇」(波多野貴文監督)から。
堤真一さん扮する「警視庁警護課第4係」の尾形係長は、
日本を壊すくらいのテロ事件で、国民意識を変えようとした。
それを「革命」と呼ぶのかもしれない。
冒頭に流れる「あらゆる革命は、1人の人間の心に芽生えた
ひとつの思想から始まる」というフレーズが物語っている。
しかしその理想は、多くの抵抗にあい、結局実現できず、
幕を閉じる。
この、前代未聞のテロ、国会議事堂で展開された事件は、
この国の国民にどんな影響を与えたのか、気になった。
その答えは、歩いていて突然ビルの爆発を受けた警察官のぼやき。
「日本はいつから物騒な国になったんだ。
まったく面倒くせえな」
やはり、危機意識は変わっておらず、元の木阿弥状態。
どんなことが起きたら、この国民の危機管理は変わるのか、
考えさせられる映画となった。
黒澤明監督の映画「生きる」と同じ、のど元過ぎれば・・か。
なんだかあまりにも有り得ない展開すぎて
正直ちょっと私は引いたw
でもSPシリーズは面白いです。
残念だ・・・・・・・ww by 堤
観ようと思うと全部見なければいけません。
堤さんが渋かっただす。善も悪も出来るだすな〜。
劇中ちょっとうぜぇやつがいるんだよね……名前知らないけど、なんかでしゃばっているやつ!