「不能犯」「ノロイ」の白石晃士監督による「WOWOWオリジナルドラマ
オカルトの森へようこそ」の劇場版で、異界とつながる祟りの森に足を踏み入れた人々の恐怖をPOV(主観視点)で描いたホラーアドベンチャー。ホラー映画監督の黒石光司は実録映画の撮影のため、助監督の市川美保を連れて山奥の家を訪れる。そこには、黒石の映画の内容と全く同じ体験をしたと訴える美女・三好麻里亜がいた。やがて黒石のカメラは奇妙な現象を次々と捉え、思わぬ恐怖が彼らを襲い、カメラはその恐ろしい出来事の数々を記録していくが……。出演は、助監督・市川役の堀田真由、麻里亜役の筧美和子のほか、飯島寛騎、宇野祥平ら。ドラマ版にはない劇場版限定の短編「訪問者」を同時上映。
オカルトの森へようこそ THE MOVIE評論(16)
《コワすぎ》と同じ作りだね。《貞子 vs 伽椰子》以降のメジャーな作品で白石晃士監督は力を発揮してない感じがしてたから「やっぱり、こういうのは上手いなあ」と思って観てたの。
でも尺が長いね。怪物と戦うシーンがこう何回もなくて良い気がした。
ラストのシーケンスはちょっと《殺人者のワークショップ》も思い出したな。
白石監督こういうの作ってればいいじゃんとも思ったし、セルフコピーに落ちてる感も感じたし、白石晃士監督の今後の作品も観て判断しようと思ったよ。