「MOOSIC LAB 2018」長編グランプリなどを受賞した「月極オトコトモダチ」で注目を集めた穐山茉由監督の長編商業映画初作品で、元「乃木坂46」の桜井玲香の映画初主演作。大人になりきれない20代女性たちの等身大の姿を描く。取り壊しが決まった母校・篠の目女子高校の校舎に、数年ぶりに集まったシノノメ女子放送クラブの元部員3人。高校時代は読者モデルをしており目立つグループにいた大月美玲は、現在はモデル事務所に所属しているものの仕事は順調とはいえない。放送クラブの部長だった真面目な一ノ宮まりは大学時代から垢抜け、卒業後は大手広告代理店の子会社で働いている。写真家を目指していた安東雅美は夢に破れ、実家で暮らしながら教育関連の事務職をしている。3人はかつての女子校生活を思い出しながら現在の不満をぶつけ合い、週末になると何度も校舎を訪れるようになる。美玲を桜井、まりを「mellow」の岡崎紗絵、雅美を「賭ケグルイ」シリーズの三戸なつめが演じた。
シノノメ色の週末評論(1)
映像で見るのと生で見るのは違いますね!!
この映画で心が動いたのは、久々の同級生と再開して同じ目標を持って週末に会うようになったけど、社会的な立場が上下関係を作ってしまい喧嘩。だけど表面的にはこれからも友達として過ごして行きそうって流れだった。
喧嘩をして相容れない友達とのその後をどう処理するのか興味深かった。
監督と主演2人が女子高出身らしく、この映画では女子高生同士のラフな付き合い方とか仕草が散りばめられているという説明があったけど、ちょっと気持ち悪いと思ってしまった。監督は売れる為、主演2人も仕方なくといったかんじしかしなかった。満員御礼祈願と書かれていたけれど、最初からそんな気無さそう…。