イースター・パレード
プロット
アメリカ
02月14日 1950 台灣上映
フットライト・パレード
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ヤング・ヤング・パレード
プロット
アメリカ
12月03日 1963 台灣上映
沈黙のパレード
プロット
日本
09月16日 2022 台灣上映
パレードへようこそ
プロット
イギリス
04月04日 2015 台灣上映
映画 きかんしゃトーマス オールスター☆パレード
プロット
イギリス
03月25日 2022 台灣上映
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パレード評論(20)
ラストは予想できなかった
日本人らしい映画。こういう割り切った関係、上辺だけの付き合い。真実味のあるやり取りは無く、それぞれがそれぞれの世界に閉じこもる。上辺だけのパレード。足並み揃ってるのは見た目だけ。
なんとも不思議な話。5人それぞれが弱味を抱えて、出さまいとしてるけど、みんなそれに気付いてる。でも口には出さない。嫌なら出てけ、居たいなら笑っとけ。
はみ出し者はナオキだったわけで。世界を変えるために戦っても、勝ったところで先にあるのは一回り大きな世界。かわいそうとは思うけど、他人事には思えない。
ラスト10分、ぞわ〜っとなれる映画。
隣人やそばにいる恋人、友達の、自分の知らない一面や裏側があるということをそれぞれの視点から描いた作品。
ルームシェアしている4人の男女。
仲よさげに見えるが、表面上だけ取り繕い、何を考えているかが読めない。
自堕落大学生の良介は好きだった先輩の彼女とやってしまい、二股をかけられている。
無職で日がな一日ふらふらしている琴美は人気俳優と付き合っていて、働かないのは呼び出しにすぐ答えられるようにするため。
未来は自称イラストレーターで、ゲイバーで呑んだくれては記憶をなくす日々。
直樹は映画の会社で世界と戦い、健康オタクでジョギングも欠かさない。
そこに得体の知れないサトルがやってくる。
突然現れて屈託ない感じで4人の中に入り込んできて、馴染んでいくが、その正体を怪しんだ直樹があとをつけると思ってもみなかった行動に出ていることがわかる。
実際は人畜無害そうな1番エリートの直樹の正体が明かされた時ゾッとするのかと思ったが、本当はみんなが"知って"いて、知っていてなお毎日同じように過ごしていることに恐怖を覚える。
原作の吉田修一のパレードは好きな作品なので、どんなもんか手を出しにくかったけれど、作品の中の温度感とか雰囲気をうまく映像に表現してくれていてよかった。
キャストも豪華で、それぞれの役柄に違和感なく入り込めた。特に香里奈はドラマなどではあまりよい評判がないイメージがあるが、こういった酔っ払っているシーンをやらせたら強いなと思った。