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クレーマー case1評論(1)
クレーマー1と2をそれぞれ単品で上映。『1』はサスペンス色が強く、『2』は完全ホラー映画。それぞれ単品作品なのでどちらからでも観れますが、時間軸から言って登場人物が入れ替わる為に『1』から観た方が無理は無いですね。
ある食品会社の苦情担当係に振り返る災難話ですが、余りにも無理が有りすぎて白けてしまいます。
大体あんな担当者は有り得ないでしよ。って…もっと有り得ないのは会社や警察で、この辺りの酷さは『2』にも引き継がれて行く。更に更に、犯人の無理矢理な行動を正当化する脚本・展開にはもう失笑を禁じ得ない。
こうなると寧ろその酷さを楽しむのが一番健全な観方かも(笑)
映画ファンならば、喫茶店のシーンは明らかにスピルバーグの『激突』をパロった場面が見え見えだったりして、ちょっと愛おしく感じるかもね(笑)
最後は…寝ちゃったよ(反省)
だから〜、頼むからもっと長澤奈央映せよ〜(´□`)
(2008年4月23日キネカ大森/シアター1)