アルフィー(1966)
プロット
イギリス
12月01日 1967 台灣上映
パッション(2004)
プロット
アメリカ・イタリア合作
05月01日 2004 台灣上映
ULTRAMAN(2004)
プロット
日本
12月18日 2004 台灣上映
アラモ(2004)
プロット
アメリカ
09月25日 2004 台灣上映
レクイエム(2004)
プロット
アメリカ
03月05日 2005 台灣上映
コントロール(2004)
プロット
アメリカ
03月19日 2005 台灣上映
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アルフィー(2004)評論(5)
ストーリーとしてはオチもなく、すっきりしない終わり方だった。
主人公がカメラに向かって心境を吐露する私小説風スタイルの、恋愛映画と云うより、身勝手な男の生き方を憐れみ、反省を促す男性映画。モテない男には無用の心配ではなく、行動と結果が予測通り行かない現実を正視出来ない男の哀れさがあって面白い。アルフィーを演じるジュード・ロウは役に嵌りその個性を出して好演。マイケル・ケインの前作を見逃しているのではっきりとは言えないが、物語の内容は古いスタイルで、現代のニューヨークを舞台にした良さは表現されていない。
女性との関係の深入りを拒み棄てる男が、寂しさに負けて女性に言い寄り、今度は自分が棄てられて傷つくという至極当然のストーリーで分かり易い。そんな主人公の独白のおちゃらけが効果的。
シングルマザーのマリサ・トメイとは別れ、黒人の親友の彼女とも寝てしまう・・・そのうちインポになって医者に診てもらったら、治ったのはいいけど、“しこり”があると言われるし、親友の彼女から「妊娠した」と告白される・・・
次々と女を乗り換えたはいいけど、徐々に虚しさに気づく。しかも親友の彼女は子供を産んでいたというショック!親友を失ってまで「女は意のまま」を続けることが苦痛になって、過去の女を訪ね回っても皆新しい彼氏が・・・
プレイボーイが普通の生活をしたくなるって感じの映画。トイレで会ったじいさんに海岸を歩きながら相談するシーンがいい。全編通して、ジュード・ロウが観客に語りかける手法ってのも慣れてくるとなかなかいい。だけど、もうちょっと大きな事件が起きないと、面白くない・
何故か彼に共感できるところが都会に住まう独身男女だとあるのではないでしょうか。
この映画を見て、まともに生きようかと思いますねw