50% 想看,共 174
評論 | 分享
さくら プロット 日本 11月13日 2020 台灣上映
さくらん プロット 日本 02月24日 2007 台灣上映
さくら判官 プロット 日本 02月28日 1962 台灣上映
さくら隊散る プロット 日本 04月30日 1988 台灣上映
劇場版カードキャプターさくら プロット 日本 01月21日 2017 台灣上映
涙くんさよなら プロット 日本 07月30日 1966 台灣上映
さくら(1994)評論(1)
国鉄名金線は文字通り名古屋と金沢を結ぶ長距離バス路線だったが、民営化後には西日本JRバスが金沢~福光間、JR東海バスが名古屋~鳩ヶ谷間を運行。今は金沢のわずかな区間を残すだけとなった。
町の薬局で「ガンの薬くれ」と飛びこんだ佐藤良二。めまいを時折おこし、体重が5キロ減ったことを気にした結果だ。病気とわかって入院が決まっても、庄川桜の苗木を毎日植え続ける一途な思い。8年目に千本植え、テレビニュースで放送された。娘の学校での講演などをやっても、娘からは無視される。
民宿を切り盛りする佐藤家に輪島の小学校の先生がやってきて交流ができ、桜の先生からも萎えの育て方を学ぶ。命を削ってでも生涯さくらを植え続けること。まるで桜の精の生まれ変わりのような佐藤良二なのです。自分が死んでも400年の命をもった巨木となって毎年花を咲かせるという夢の世界。御母衣ダムに沈むところだった庄川桜を移植されたことから、生き甲斐となった「太平洋と日本海を結ぶ桜」の道を作ること。映画の映像よりも想像の世界が脳内に広がっていくことのほうが感動を呼ぶ。
志半ばにして若死にしてしまうが、同僚のこうちゃんが意志を継ぐ。人を喜ばすことにも限界があるが、信念だかは受け継がれることがいいですね。ただ、脚本が弱いのか、ドラマとしては面白味に欠ける。