男はつらいよ 寅次郎紅の花劇情

松竹のお正月の顔“寅さん”の活躍を描くシリーズ第48作は、奄美大島を舞台にした物語。監督は「男はつらいよ
拝啓
車寅次郎様」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「時の輝き」の長沼六男で、先頃永眠した高羽哲夫の名も撮影監督としてクレジットされている。マドンナは、本シリーズには「男はつらいよ
寅次郎ハイビスカスの花」以来15年ぶりに登場の浅丘ルリ子で、今回で4回目となる当たり役・リリーを演じている。出演は倍賞千恵子、吉岡秀隆らおなじみのメンバーのほかに、「キャンプで逢いましょう」の後藤久美子が泉役で3年ぶり5度目の登場を果たした。翌年49作目の撮影を前に渥美清が死去したことにより、今作がシリーズ最終作となった。

男はつらいよ 寅次郎紅の花演員

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男はつらいよ 寅次郎紅の花評論(9)

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啖呵に勢いは無くても台詞のひとつひとつ、その表情に深い味わいがある。いつもならケンカ別れで終わるパターンだが今回はリリーと一緒にタクシーで走り去り、私も心の底から「お幸せに」と後ろ姿を見送った。
1年かけて観た全作品。私にとっては今日が寅さんとお別れの日となった。
fehrhyx
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シリーズ48作目。
翌1996年に渥美清が死去した事により、事実上本作がシリーズ最終作となった。
本作は色々語りたい事が多いが、まずは主なあらすじから。

満男の下に、泉が結婚するとの報せが。ショックを受けた満男は泉の結婚式に突如乱入し、式をメチャメチャにしてしまう。
そのまま当てもない旅に出た満男は、奄美大島の小さな島行きの船に乗っていた。そこで、ある女性と知り合う。
実はその女性は、満男も幼い頃に会っている、あのリリー!
リリーが今住んでいる家に招かれると、何とそこに、寅さんが!
そして、満男を追って、泉もやって来て…。

リリーと泉。寅さんにとっても満男にとっても、我々ファンにとっても、これ以上ないくらいのWマドンナ。
特に、ずっと焦れったい関係だった満男と泉の恋の行方が、やっとやっと!
突然の形でシリーズに幕が下りたが、満男と泉の恋の成就、最後に寅さんもリリーと再び廻り合い、まるで映画の神様が微笑んでくれたような、有終の美となった。

何と言っても本作は、渥美清の遺作。
前作でもドクター・ストップを受けたが、本作出演前はさらに深刻。医師からは「映画に出たら死にますよ!」とまで。
が、役者・渥美清は出演した。
その撮影中…
『男はつらいよ』のロケ現場にはファンが押し寄せ、「寅さ~ん!」と声を掛けると、渥美清はいつもならにっこり笑顔でファンサービスに応えていたらしいが、
本作撮影中は一切ファンサービスどころか笑顔や手も振ったりせず、終始うつむき座ったままで、当時の週刊誌などにあれこれ書かれたという。
それくらい、もう体力が無かったのだ。
何を言われてもいい。余力は全て、演技に。

本作での渥美清は、辛く、苦しそうなのが見てても伝わってくる。
頬や首回りなど痩せこけ、声などかすれ声。
動く事もままならず、ほとんどが座ったままの演技。(動いたり歩いたりの演技は、一部過去映像からの合成)
命を削ってまで、最期の時まで寅さんとして。
決してその姿に心痛するばかりではない。
「無様だねぇ…」とボヤキつつ満男の恋を見守り、リリーとのラストシーンでは、「男が女を見送るって事は、その女の家の玄関の前まで送るって事だ」と、これぞ寅さんらしい名台詞。
役者人生の全てを捧げた“車寅次郎”という一心同体のハマり役を演じきり、それをずっと笑わせ泣かせ魅せてくれた事に対して、言葉では言い尽くせないくらいの、心からの感謝と敬愛をーーー。

公開された1995年の1月には阪神淡路大震災が発生。
冒頭で寅さんは被災地でボランティアをする。
本作を見ると、いつも思う。もしシリーズが今も続いていたら、東日本大震災などの被災地にもきっと訪れ、笑顔と人情と温かさを届けてくれただろう、と。
エンディングで再び被災地を訪れ、被災者たちを労う。
「皆様、本当にご苦労様でした」
これが、寅さん/渥美清の最期の台詞となった。

そこに、お馴染みのエンディングの曲が掛かる。
本作のエンディング・シーンを見ると、私はいつも堪らなく目頭が熱くなる。
だって、これで遂に終わり。もう寅さんには会えない…。

…しかし!
もう二度と会えないと思っていた寅さんに、「お帰り!」と言う時がいよいよ近付いてきた!

シリーズ50周年、通算50作目。
24年ぶりの新作。
『男はつらいよ お帰り寅さん』
公開まで後1ヶ月! 後もう少し!

今年一年かけて、念願だったシリーズ全作レビューも遂に達成!
(旧シリーズは本作で締めにしたいので、“49作目”の『ハイビスカスの花 特別編』は申し訳ありませんが、割愛。ひょっこり書くかもしれませんが…)
週に一本のペースで見て、毎週のお楽しみとなり、やっぱり何度見ても、いいなぁ…。面白かったなぁ…。良かったなぁ…。
後は心置きなく、寅さんと再会するのを待つのみ!
iqbltq
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「男はつらいよ」シリーズ第48作。

HuluでHDリマスター版を鑑賞。

ついにこのときがやって来てしまった…。
殆どの場面で座っているか、寝ているか…。声にも肌にも張りが無く、ふとした表情が本当に辛そうでした。
俳優・渥美清、渾身の遺作…心に刻みました。

渥美清の本作への出演は最早奇跡に近かったと言う…。ドクターストップが掛かっており、「出演したら死ぬ」とまで言われていました。それほどまでに深刻な病体を圧してまで出演したのは、車寅次郎という役への相当な思い入れと役者魂があった故のことだったのかなと想像しました。
苦しそうな渥美の様子を見るにつけ、山田洋次監督は、もしかしたら本作が最後かもしれないと考え、マドンナにリリーを選びました。演じた浅丘ルリ子も日頃から渥美の病状を聞き及んでいて、山田監督に「寅さんとリリーを結婚させて上げて欲しい」と直談判したそうです…。
キャスト並びにスタッフの、本作に懸ける想いには、相当なものがあったのではないかなと思いました。それを示すかのように、まさにシリーズ集大成と言えるストーリーが展開されました。「ぼくの伯父さん」から語られていた、満男と泉ちゃんの恋愛物語に一応の決着がつけられました。
寅さん自身の物語には「叶うならばシリーズを続けたい」という山田監督の意向があったからか、いつものような終わり方になってはいたものの、結果的には寅さんの永遠不変なイメージを維持することが可能になった素晴らしいラストだったなと思いました。タクシーの中で、リリーに言ったセリフに心震えました…。一度はああいうこと、言ってみたい…。

これが最後だと分かっているからこそ、言葉のひとつひとつに込み上げるものがあったりして、何度も画面が滲みました。

――

私は兵庫県の出身です。今でも神戸の近くの市に住んでいます。阪神・淡路大震災当時、私はまだ0歳でした。記憶は全くありませんが、両親の話や学校の授業などを通して、どれほどの被害をもたらした災害だったのかを学んで来ました。
冒頭で、デジタル合成ではあるものの、寅さんが被災地でボランティア活動しているシーンがあったり、神戸から寅さんを訪ねて来た宮川大助演じるパン屋の主人が登場して、寅さんへの感謝の気持ちを語ったり…。フィクションの中とは言え、寅さんが最も被害の大きかった長田を訪れていたということで、なんだか嬉しくなってしまいました。
ラストシーンは、実際に長田で撮影されていて驚きました。久し振りに当地を訪れた寅さんに駆け寄って来た人々に向かって、寅さんが言った労いの言葉「本当に皆様ご苦労様でした」―これが寅さんの、渥美清の、最後のセリフでした…。

――

渥美清の死去を受けてシリーズが終了しても尚、ここまでの人気を獲得し続けているのには、車寅次郎という人物を見事に体現した渥美氏の功績が多分にあるなと改めて感じました。
全ての作品に、生きていく上で必要なことがぎっしりと詰まっていて…。まだまだ人生これからですが、今の時期にこのシリーズと出会うことが出来て、本当に良かったと思いました。

寅さん、ありがとう。
そして、お疲れ様でした。

※鑑賞記録
2020/08/11:4Kデジタル修復版Blu-ray(2回目)
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寅さんシリーズの実質的最終回
本当は後2作つくる予定だったそうです

それでも本作のラストでの寅さんのご苦労様の台詞、そして復興しつつある神戸の被災地の光景をクレーンが高く上がって俯瞰しつつエンドマークがでるのはシリーズ最終回でも全くおかしく無いものです
むしろこの回で終わって良かったのかもしれません

寅さんはそれからもフーテンを続けていく
リリーさんともまたどこかでより戻したりケンカ別れしてるんだろうなあ・・・と遠い空の下から思える素晴らしいラストシーンだと思います

今回観ていろいろ気付きがありました

何故美作滝尾駅から始まり、津山が騒動舞台となるのでしょうか?

タイトルバックのお祭りのある城下町は中国勝山のお祭りです
でも寅さんが買った切符は勝田まででした
その勝田と津山と中国勝山は、実は出雲街道沿いの町だったのです
出雲とはつまり縁結び、結婚への道だったのです

美作滝尾駅はその出雲街道へのイントロダクションとなっていたわけです

そして津山から北北西に30キロ弱の山間部に奥津温泉と言うところがあります
映画「秋津温泉」の舞台です

その映画の終盤には津山城の公園が登場します
津山城の石垣のセリフでその映画を思いだしました
何十年も一人の男を愛し続けてひたすら待つ女の映画です

つまり監督は本作はそういう映画ですよと言っているのだと思いました
本作では泉ちゃん、そしてリリーさんです
二人とも煮え切らない、愛する男を待っているのです

泉ちゃんを柴又駅のホームで見送るさくら
ハイビスカスの花でリリーさんがさくらと寅さんに見送られるシーンと瓜二つです
15年の時間差で同じことが再現されているのです

紅花の花言葉は 包容力、 特別な人、愛する力、だそうです

リリーさんは何故、沖縄でなく奄美大島の加計呂麻島に住んでいたのでしょうか?

この島の金持ちの年寄りと再婚して、死別後もこの島に残っているとの話をリリーさんがしますが何故そのような設定なのでしょうか?

奄美大島の西隣の島が加計呂麻島、その先には与論島
沖縄返還までは日本の最西端で有名でした

つまり限り無く寅さんと暮らした沖縄に近づきたい
しかし思い出には浸りたくない
そんなリリーさんの心情を表現しての設定なのだと思います

寅さんがたまたまリリーさんを見かけて彼女の家に転がり込んだという説明が台詞であります

本当でしょうか?
きっと前から互いに連絡を取り合っていたのだと思います

ラストシーン
また寅さんはリリーさんの家を飛び出していって神戸長田の被災地にいました

本作公開は1995年12月
このシーンはお正月ですから実は1996年の新年のこと
公開日では未来の話なのでした

本作は三階建ての構造です
阪神大震災からの復興の話
満男と泉ちゃんの話
寅さんとリリーさんの話
1段づつ上がって、また降りて最後は阪神大震災からの復興で終わらせています

見事な構成で惚れ惚れします

最後はリリーさんからの年賀状で籍入れましたと書いてあったら良かったのにとは思いますが、これで良かったのかも知れません

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