風の無法者劇情
ウォーレン・Ｄ・キーファーの原案を、彼とミーノ・ローリ、ジョルジョ・ステガーニ・カゾーラーティ、フェルナンド・ディ・レオの四人が、シナリオ化し、ジョルジョ・ステガーニ・カゾーラーティが監督した西部劇。撮影は「怒りの荒野」のエンツォ・セラフィン、音楽は「殺して祈れ」のリズ・オルトラーニが担当。出演は「怒りの荒野」のリー・ヴァン・クリーフ、「グラン・プリ」のアントニオ・サバト、他にライオネル・スタンダー、ゴードン・ミッチェルなど。テクニカラー、テクニスコープ。
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風の無法者評論(2)
でも、単純に「暴力」「復讐」「殺戮」「エロ」だけの映画ではなく、（もちろん全てのマカロニウエスタンがそうではないけど）初老の犯罪者と炭坑会社で働く青年との友情をさりげなく描いています。
また、珍しくリー・ヴァンクリーフが若い娘との恋愛感情が描かれている作品です。メインの曲もマカロニにありがちなギター中心の楽曲ではなく、ストリングスが全面にでた曲で違和感があるけど、妙にこの映画に合っています。
小悪党三人組が泥棒しようとしたところ、本物の強盗団が現れてしまい、思わず助っ人になってしまう。
町に帰ると英雄扱いで、遂には保安官になってしまう。
リー・バン・クリーフのコメディ演技なんて初めて見た。