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ビッグ・アメリカン プロット アメリカ 01月01日 1977 台灣上映
ビッグ・ウェンズデー プロット アメリカ 04月21日 1979 台灣上映
ビッグ(1988) プロット アメリカ 07月30日 1988 台灣上映
ビッグ・ウェイブ プロット アメリカ・日本合作 06月02日 1984 台灣上映
ビッグ・ガン プロット イタリア 11月01日 1973 台灣上映
ビッグ・タイム プロット アメリカ 03月17日 1989 台灣上映
ビッグ・リボウスキ評論(20)
キャストが豪華であり、何気ないロケーションが独特で渋い。進行も絶妙で一歩間違うと崩壊する脚本をギリギリで繋げて何故か退屈しないコーエンワールドだった。
ストーリーは主人公ビッグリボウスキが同姓同名の人と間違えられ、複雑な事件に巻き込まれるというもの。
緻密な脚本とカントリーロック中心のサントラ、ジェフ・ブリッジスの好演により、見ていて痛快なコメディ映画になっている。ウォルターのラストまでの面倒くささは見ているこちらが腹が立つくらい(笑)。
ラストもセンスを感じる。
シュールな笑いや、食い違いによる笑いなど絶妙なユーモアで鑑賞者を笑わせてくる。これがコーエン兄弟の得意とするユダヤ的笑いやブラックコメディなのかと痛感させられる作品であった。
特に主人公の友人、ウォルターの面倒臭さはキャラとしてかなり好き。
現実にいたら絶対に近寄りたくないタイプだけど。
ストーリー的に全然ハッピーじゃないのに、
人生いろいろあるけど生きてりゃまずOK
そんな気分にさせてくれる、良い映画だった。
不満を言うとすればジョングッドマンの役がずっと怒鳴ってて少しイラついた
では、なにに惹きつけられるかというと、だらしなくも自由な時間が有り余っているこの空気感なのだと思う。くだらない日常にある幸福感がなんとなくにじんでいる。
ボウリングっていうのがそれを象徴しているようにも思える。最高に盛り上がるわけでもなく仲間とゆるくだらだらと楽しめる空間。
全体的に1970年代あたりをなつかしんでいるようでもある。