ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 台灣上映
NN4444
プロット
日本
02月16日 台灣上映
ネクスト・ゴール・ウィンズ
プロット
イギリス・アメリカ合作
02月23日 台灣上映
K‐9 L.A.大捜査線
プロット
アメリカ
02月23日 台灣上映
マリア 怒りの娘
プロット
ニカラグア・メキシコ・オランダ・ドイツ・フランス・ノルウェー・スペイン合作
02月24日 台灣上映
あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
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トラック野郎 天下御免評論(4)
午後のロードショーの文太さん追悼で放送されて、シリーズを初めて見た。盛りだくさんの楽しい映画だった。文太さんや愛川欣也が楽しそうで見ていて元気が出る。
コブつきやブスといった女性には非常に冷ややかところも、正直でよかった。
家族や子供を持つことを素晴らしさを語っていて、そういうところもよかった。
良くも悪くも定番ネタが印象的な今作。特に面白かったのはマドンナと出会う前のトイレでの女子大生との下品なやり取りや、コリーダとのワッパ勝負の時のぶっ飛んだ演出(特に感電したときの電撃の演出には爆笑した)。クライマックスのトラック爆走シーンの土砂崩れの場面での特撮も最高だった。逆に手抜き感があったのがコリーダとの喧嘩勝負。定番ネタだから無理矢理組み込んだというような印象で、少し手抜き感があった。
マドンナ役の由美かおるよりも、千津役の松原智恵子の美しさが印象的。
そして桃さんの男気、今回もカッコ良かった。
シリーズの定番ネタに終始徹した第4作目。これぞ「トラック野郎」というような内容で良かった。
オープニングは、田中角栄を意識した様な政治家を演じるゲスト出演の金子信雄。
これを蹴散らし男一匹桃次郎が行く。“あの有名ヤクザ映画”のファンならば拍手喝采の場面だ(笑)
今回の舞台は、倉敷・宇和島・松山・境港。でも殆どがセット撮影ですけどね。
いきなり宇和島のジャンヌダルクことマッハ文朱と勝負してしまう桃次郎。蹴散らしたのは良いが、彼女の仲間に取り囲まれ窮地に陥る。
かくなる上は…まさかそんな手を使うとは(笑)
ヒッチハイクの女子大生と知り合い、シリーズお馴染みの“臭い仲”。更に盛り上がらんとする桃次郎(笑)するとそこに、四国巡礼中の美人由美かおるが登場。
勿論桃次郎一目惚れ。
「今いやらしい奴がいましてね!懲らしめてやろうとしたんですよ!」(笑)
場面は変わり当時の映画界で象徴的な出来事であった、『愛のコリーダ』裁判に引っ掛けたのか、“コリーダ”こと杉浦直樹が登場。
このキャラクターがまた傑作。闘牛の町宇和島だけに、闘牛士とフラメンコを真似た様な奇妙奇天烈な扮装(笑)
トラック勝負を挑まれ戦うが、途中で身重の松原智恵子を助けた縁で名付け親に。別れた旦那がトラック野郎と言う事実を知る。
再び場面は変わり倉敷のドライブ・インの食堂。
桃次郎とジョナサンは巡礼美人の話で盛り上がる。しかし、由美かおるにこの食堂への就職先を紹介したのはジョナサンの方。逆に桃次郎が紹介したのは松原智恵子の方。
これが後々誤解を招く。
ところでこの食堂を切り盛りするのが唄子啓介のコンビ。子宝に恵まれ無いからジョナサンに泣き付く。
ジョナサンは反対するが、何度も泣き付かれほだされた愛妻春川ますみが…。
子はかすがい。幸せな食堂夫婦。
一方ジョナサン家は、巡礼美人由美かおるとのツーショット写真が大問題に発展。
そして桃次郎は当然の様に今回も手紙でプロポーズ。しかし啓介がこれまた当然の如くに勘違い(笑)
生活安定の為に一匹狼を止めるジョナサン。父親を待つ娘。切ない親子物語が展開される。
何とか大団円でこの問題は解決するが、再びコリーダが登場し、再戦決着へ。しかしコリーダの妹は…見事にお返しを喰らう桃次郎(笑)
由美かおるは留学を希望。それ以外にも何かとお金が入り用で…。すると桃次郎お金を作らんと博打三昧。
ここは宇和島。コリーダから一発大勝負を進言される。
新たな仕事先で、パンクして困っている時に知り合った男が実は…と知るジョナサン。
大晦日にその男が事故に…。一肌脱ぐ桃次郎。
松原を乗せトラック野郎の心意気を発揮する。
肝心の恋はまたしても実らず、男やもめは今日もどこかで走っている。
鈴木則文監督の良い意味でのいい加減さが全開(笑)特に杉浦直樹と菅原文太が大喧嘩を始め、蜜柑工場にまで波及する場面。ベルトコンベアに乗せられ、場違いな大きな箱が2つ。この馬鹿馬鹿しさこそが則文映画の真骨頂と言える。またトラック勝負の場面や、クライマックスでの山越えの場面で、バレバレな位にミニチュアを使用しているが、それもまた楽しからずや。
ワンシーンのみコメディリリーフで出演の、由利徹]]と南利明]]できっちりと笑う(笑)
「もう一生牛肉は食べない!」
この嘘つき野郎が(笑)