プロヴァンス物語 マルセルのお城
プロット
フランス
08月04日 2018 台灣上映
色ぼけ欲ぼけ物語
プロット
日本
12月24日 1963 台灣上映
ハッピーエンドの物語
プロット
日本
05月25日 1991 台灣上映
風の物語
プロット
フランス
06月29日 1990 台灣上映
Mの物語
プロット
フランス・イタリア合作
07月31日 2004 台灣上映
マロナの幻想的な物語り
プロット
ルーマニア・フランス・ベルギー合作
08月29日 2020 台灣上映
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おのぼり物語評論(3)
と思っただけでした。特に感慨も示唆もなかった。地元に帰ればいいのに、でも帰りたくない。それはわかる。
で、内容の話をすると
凄いつまらなかったです。特に彼女の話。
漫画家として苦悩しているカラスヤさんが観たいのによく分からんカメラマン目指してる女には期待していなかったので残念です。あと演技が微妙です。
※ 鑑賞直後のメモから
東京を舞台としながらまるで大阪人情映画の様で、今年を代表する秀作だと思います。
うだつの上がらない漫画家志望青年が、上京しての泣き笑い物語は。都会に出て来て生活する、全ての若者達に共通する苦い思い出が、たくさん詰まっているでしょうね。
いきなりゲスト出演で登場する、江口のりこの可笑しい不動屋さんとのエピソードがあり。始めの内は上京して住み始めた、ボロボロのアパートでの生活がスタートする。
不思議な住民達。奇妙なロシア人ロッカーが登場したり。占部房子親子の子供との触れ合いに、ホモ男に言い寄られたり…と言ったエピソードが続く。
それらのエピソードの合間に〝先輩〟肘井美佳との再会から。どうやらこの彼と先輩には、仕事は違えども似た様な状況に置かれているのが、次第に分かって来る。
それこそが、多くの若者達にも共通する悩みなのだ。
やがて彼らアパートの住民達との接点は、或る出来事からなくなってしまう。この住民達とのやり取りが、映画の中では唯一コメディー的な要素と言える。
中盤は肘井美佳との。先輩後輩の間柄ゆえに、恋愛感情とも言えない。お互いに似た環境で生きる《戦友》に近い感情が湧き上がって行くと同時に、父親の病気と彼女の真実。
後半になると、住民達とのエピソードがなくなって来るので。話のバランス的に、若干の違和感が少し出て来る。
主に、東京と大阪の行ったり来たりの展開なるが。この辺りから、漫画雑誌の編集部員役で八嶋智人が登場するのだけれど。このハ嶋とのやり取りが笑わせてくれるのがとても面白い。久し振りにハ嶋智人が良い。
「何でもっと頑張らないんだ!」と語る台詞には、全ての若者達に対する応援のメッセージが込められいる気がします。ちょっと儲け役のキャラクターではありました。
もう1人、母親役にはキムラ緑子。
彼女は後半だけの登場だったのだが、如何にも大阪のオカンと言った演技で最後を締めてくれる。
思わず切なくなる場面が数多くありますが。個人的には前半と後半にあった、肘井美佳と2人乗りをする自転車の場面がとても良かった。
前半の2人乗りには、同じ境遇としての友情を感じていた感じでしたが。後半での2人乗りは、淡い恋心と共に。離れ離れになってしまう事の悔しさ、お互いにもう一歩踏み込めない後悔の想い。
そんな切なさが巧く表現されていた様に思います。
彼女との絡みは、段々と《戦友》から《恋愛》へとシフトして行くのですが。元々の友情要素が強い間柄だった為に、なかなか恋愛へとは発展しない。だからこそ、観ているこちらとしては「あゝ、分かるなあ〜!この胸が詰まる感覚!」…と。
映画中盤の場面で、とても長い長回しでお互いを
なじるシーンがあり。ここもなかなか良かったのですが。カメラの動きがどこかぎこちなく、あまり良くなかったのは残念でした。
エンドクレジットで、個人的に今注目している川口浩史の名前を、助監督に発見。
果たして、どこかで本人が演出した部分があったのか?がとても気になる。
主演の井上芳雄は舞台では有名らしい。不勉強の至りであまり良く知りませんでしたが、今後は「どんどん忙しくなると思い…」(笑)
2010年8月11日 ヒューマントラストシネマ有楽町/シアター2