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世界侵略 ロサンゼルス決戦評論(20)
数あるエイリアン侵略ものの中ではこの映画はわりと現実的に描かれていますが、実際にエイリアンが侵略してきたらどうなのでしょうか?
もう少しアメリカ軍は強いのではないかと思います。
侵略系の作品は気楽に?見られる反面、泣かされるシーンも用意されているので身構えていましたが、アーロン・エッカート演じるナンツ二曹と、ロケット伍長とのやり取りが、少しだけ熱くなった(泣)。
いつもは男気あふれるミシェル・ロドリゲスも、今回は やや大人しめ(笑)。
恐らく水を求めて侵略してきた設定のエイリアンも、心臓部を殺られ あっさり撃沈。
またまたアメリカが地球を救いましたとさ(笑)。
題名がチープで、「子供向き?」っと恐る恐るの鑑賞でしたが、中々楽しめた作品でした。
VFXもしっかりとしていましたし、小隊にフューチャーした為、隊員個々の戦いがしっかりと描かれていたように思えます。
ラストの戦闘シーンは迫力も緊迫感も、そして戦いの重要な意味もあって、楽しめるシーンでした。
逆に、小隊レベルの戦闘により大作感が乏しい映画ともなり、好き嫌いが分かれるところのように感じました。
「金曜プレミアム」での放送を録画して4回目の鑑賞。
1942年に発生した「ロサンゼルス事件」はUFOが好きな人にとっては一般常識レベルで有名な出来事ですし、それが設定に活かされているというのがそもそも好ポイントでした。
これに燃えなきゃ男じゃない! (←言い過ぎ(笑))
タイトルの通り、“世界侵略”の内の“ロサンゼルス決戦”にフォーカスして、逃げ遅れた住民を救出するミッションに挑む海兵隊の戦いが胸熱! 民間人を守りながら、敵だらけのバトルエリアを抜けて安全地帯を目指す…ゲーム的な要素がいい感じに興奮の坩堝でございました!
「退却クソ食らえ!」を合言葉に過酷な戦場を戦い抜く兵士たちの姿にマジ感動でした。前線基地壊滅の憂き目に合いながらも、敵から制空権を奪取するための決戦へと…。ここに俺たちしかいないなら、俺たちで何とかするしかない…こういう展開が大好物! 無条件に胸が高鳴りました(笑)
機械と生物を上手く融合させている。
冒頭シーンから説明は簡潔に短かめ、
だが短くとも省略のないストーリー展開。
ジワジワと各国が侵略されていく中で、
ロサンゼルスの一小隊に焦点を当てて。
秀逸なのは、現状を打開するシーン。
未知の敵に対して、制限時間の中で、
エイリアンの弱点と拠点を探す。
把握、分析、実行、そして団結。
信念を基に世界を救おうと戦う。
侵略者が必ずしも地球の科学力を、
大きく凌駕しているとは限らない。
そこがリアリティを格段に上げている。
よくある殺傷能力の高いレーザー兵器は、
あくまでも近い未来のお話。
今作は地球の科学力でもそこそこ戦える、
だからこその面白さ。
何故エイリアンが侵略してきたのかも、
単純だが納得いく理由の設定、なるほど。
こういうワンポイントは説得力に重要。
ナンツ曹長演じるアーロン・エッカート、
寡黙ながらも熱い信念と辛い過去を、
内に秘めながらの真っ直ぐな演技は必見。
[ダークナイト]のハービーを思い出す。
個人的に大好きなマイケル・ペーニャ、
一般人の役だが重要なシーンに見惚れる。
多勢に無勢の本作だが、大事なキーマン。
似た感じで[ホースソルジャー]を思い出す。
細かな突っ込み所は多々ありますが、、、
こういうSFは割り切って。
単純にストーリーを楽しむ方が気持ち良い。
地球を救う切っ掛けを作るラストシーン。
頭を空っぽにして、是非。