愛国の告白 沈黙を破るPart2
プロット
日本
11月19日 2022 台灣上映
沈黙
プロット
スウェーデン
07月23日 2018 台灣上映
クワイエット・プレイス 破られた沈黙
プロット
アメリカ
06月18日 2021 台灣上映
沈黙のステルス
プロット
アメリカ・イギリス・ルーマニア合作
10月27日 2007 台灣上映
沈黙のジェラシー
プロット
アメリカ
10月24日 1998 台灣上映
沈黙は金
プロット
フランス
01月17日 1950 台灣上映
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沈黙を破る評論(2)
迫る視線が、「怪物になるのはとても簡単なことなんです」という言葉に説得力を与える。カメラとスクリーンを通して、イスラエルの元兵士達は自分に語りかけているように感じた。
実際、劇場で観ると、自分と彼らの間にあるはずのカメラやスクリーンは消え去り、人と人との対峙・出会いのような空間が生まれる。皆、等身大の人間として悩み、泣き、悼み、時に何かを諦めたりもしながら、しかし一抹の期待を持って全力で生きている。
占領地で何が行われたのかを、自らの話として語る元兵士たち。そして、封鎖され、非情な攻撃の中、懸命に生きるパレスチナの人々。彼ら1人1人に名前と個性を見出し、「イスラエル/パレスチナ」と総括して思い描いていた世界に、地に足の着いた像を描かせてくれる。
重厚なドキュメンタリーでありながら、無理なくグィと引き込まれ、劇場を出る時に、「何かを受け取った」かのような気持にさせてくれる作品でした。これはイチオシです。
パレスチナ/イスラエル映画ではないですね。
今、自分の人生で、何と闘っているかを投影できる作品ですね。遠い国の問題ではないような。是非、見に行ってください。
私は、国家に自分の人生が利用されてなるものか、と思いましたよ。
日本は、イスラエルのように徴兵制度はないものの、あまりに体制への抵抗力がなさすぎ。徴兵制がある国よりも「右向け右』への具体的な抵抗が弱いかな。
ある意味、「沈黙を破る」の元兵士たちの言葉を封じ込めない、とりあえずは「聞く耳」を持つ社会ってすごいな、って思う。
自分の職場でも、「そういうこと言うと、生きにくいよ。』的な、議論をさける風潮の凄まじい雰囲気。「法律で決まっちゃたんだから守らなきゃ」みたいのこと言われると、かなり苛立つな。憲法も法律も、国から個人の権利を守るためにあるもんでしょうが。
パレスチナを暴力で占領することで、イスラエルは内部から壊れていっている、という元兵士の言葉。
自国の過ちをしっかりと告発し、内部から自分の国が崩壊していることにきちんと警鐘を鳴らせる。いいね。日本もかなり、内部から崩壊している気がしてるんで、そういう動きを作り出したいと感じました。