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BALLAD 名もなき恋のうた評論(20)
ただ、戦闘シーンが単なるチャンバラに見える時があったのが難点。
ちなみに、オリジナルもみたことがあるけどここではあえて書きません。
なかなかよかったと思います。原作の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は見ていませんが、泣ける作品ということで、実写版がどれほどの感動作になっているか興味がありました。
私の印象では、号泣というよりは、じんわりと切ない感じでした。
気になったのは、侍やお姫さまのしゃべり方。かなり現代的にアレンジされていたような気がします。例えば、くさなぎ君が自分のことを「俺」と呼んでいたのですが、たぶんNHK大河ドラマなら「わし」と言いそう。わかりやすくはなっていると思いましたが、自分としては大河ドラマなみに時代がかった言い回しの方が雰囲気が出たような気がしました。
その世界に入り込んで、楽しく見れました、面白かったです。
以前、クレヨンしんちゃんの映画は泣けるときいて
≪ うっそだ~~ ≫ って疑いながら見た映画で号泣した私です。
クレヨンしんちゃんの映画はそれしか見たことがなかったの。
それが [ アッパレ戦国大合戦 ] でしたしんちゃんしろ。
そして、そのストーリーをベースに作られた映画
“BALLAD~名もなき恋のうた~”
・・・を!見て来ました!
ちょうよかった!絶対いいと思ってたけど、やっぱりよかった!
ストーリーのベースがしんちゃんのあの話の上に
監督が三丁目の夕日の人!もう、ハズレなわけがないっ!!!!
中盤からほぼずっと泣いてました。。
話しってるから先も読めるし、あああああ・・・って感じ。
ネタばれにならないレベルでかけるなら、
大沢たかおの役はアニメより男らしかったです。
( アニメの役は嫌なイメージしかないけど )
あとガッキー可愛すぎ。
草なぎくん役ハマリすぎ。
そして子役の子(いま、会いにいきますの子)演技うますぎ。
なんか色々ぐっときました。
帰ってから買ったパンフ読みふけってたけど、
監督がラストサムライの現場を見学したときに、
日本人として悔しくなったって書いてました。すごくて。
日本人として撮りたくなったらしいです。
で、ストーリーを選ぶときに、
漫画、アニメ、小説なんでもよくて
その中から自分が一番好きな話…って思ったときに
しんちゃんの話が浮かんだんだってしんちゃん。
でもしんちゃんの映画はしんちゃんと又兵衛の友情が核だけど
今回の映画は又兵衛とれん姫の秘めた恋が核。
原作のここを削るって考えて
でも原作のファンでもあるからここ削るのはどうなんだ!?
みたいな葛藤があったって書いてた。