ヴァン・ダム in コヨーテ
プロット
アメリカ
03月18日 2000 台灣上映
ヴァン・ダム IN ディレイルド 暴走超特急
プロット
アメリカ
02月15日 2003 台灣上映
その男ゾルバ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
その男、東京につき
プロット
日本
12月25日 2020 台灣上映
そこにいた男
プロット
日本
11月13日 2020 台灣上映
その怪物
プロット
韓国
02月10日 2015 台灣上映
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その男ヴァン・ダム評論(13)
嘘なのか本当なのか判断がつきかねるその絶妙な設定は、映画好きなら、ついニヤニヤとしてしまうこと必至。ただ、ただのコメディではない、どこはかとない切なさを秘めた何とも魅力的なドラマでもあった。終盤のシーンが胸に迫る人も多いであろう。
ということで、非常にオススメの1本です!!
内容は;
1、離婚で子供を失う瀬戸際のヴァン・ダムはベルギーに里帰りする。
2、そこに一本の電話がかかり、ヴァン・ダムは大金が必要になり郵便局へ。
3、10分後に、その郵便局は警察に包囲されている。
これ以上いったらネタバレになるので書けません。
本作はてっきり自虐コメディ映画かと思っていました。
ところが、泣けるのです。少なくともわたくしには泣ける映画でした。
終盤にヴァン・ダムが独演状態で喋るシーンがあるのですが、そこで不覚にも涙腺が緩んでしまいました。なんなんでしょう、あれは。そして、それを言葉でひとくくりにするのはもったいない気もします。
どん底から這い上がろうとする人間が一番かっこいい(って、実際にその最中の人間に会ったことないけど)。
かっこよかったぞ、ヴァン・ダム。
がんばれ、ヴァン・ダム。
ストーリー: 75
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 65
いやいやこのようなドキュメンタリー調でこんなふうに等身大の自分自身のことを演じながら振り返るとは。アクション俳優は強くてかっこよくてと決まってるのに、なかなか面白い発想なのではないか。彼が抱える苦境がどこまでが本当なのかわからないが、彼の内に秘めたる想いや悩みが恨みがじわじわと染み出してくるのが哀愁を感じさせる。けっして自分を大きく見せようとしているのではないし、ただの恨み節や愚痴ばかりでもない。内面を見つめて今後の自分を模索する話でもある。アクションではない彼の役割と演技の新境地を見て、彼の今後の活躍を思わず応援したくなる。
彼のバックグラウンドとか、人生観とか、この作品が作られる事になった背景が分かっていれば良いのかもしれないが、逆に、そういった事を知らないと楽しめないような映画は好きじゃない。