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ビッグ・アメリカン プロット アメリカ 01月01日 1977 台灣上映
ビッグ・ウェンズデー プロット アメリカ 04月21日 1979 台灣上映
ビッグ(1988) プロット アメリカ 07月30日 1988 台灣上映
ビッグ・ウェイブ プロット アメリカ・日本合作 06月02日 1984 台灣上映
ビッグ・ガン プロット イタリア 11月01日 1973 台灣上映
ビッグ・タイム プロット アメリカ 03月17日 1989 台灣上映
ビッグ・スウィンドル!評論(1)
なにしろ、いきなり主人公パク・シニャンが死んじゃうのです。これはもう騙されてるとしか思えません。とりあえず彼は一人二役をやっているので、ファンをがっかりさせないのですが、それほど驚愕のどんでん返しもないので(途中で読めてくるので)、巧みな心理戦をじっくり楽しむのがいいのかもしれません。
詐欺師の映画といえば、『スティング』をはじめとしてハリウッド映画では数多く作られていますが、ほとんどがスマートでスタイリッシュな華麗なテクニックを披露する詐欺師が中心となっていると思われます。この作品でもそのような雰囲気を見せながら、実はドロドロとした復讐や裏切りなど、人間の本質をも描いているところが韓国映画らしいところ。仲間の裏切りの奥底には過去の確執が潜んでいるのです。
この映画では、それぞれ違った特徴を持った5人詐欺師が登場します。1匹狼のチャンヒョク選手、伝説の大物詐欺師キム先生、雑学王で口先ばかりのオルメ、偽造技術者ガソリン、女キラーのツバメ。中でも、チェ・ミンシクにも似たキム先生(ペク・ユンシク)は自尊心が強く、どっしりと構えているが時々きれるという面白い性格。そして、オルメ(イ・ムンシク)は笑えるキャラ。この二人だけでも充分楽しめます。