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0:34 レイジ34フン評論(4)
ずっと観たいと思っていたので、感動もあり、やや評価は高めかもしれません。
少しネタバレになりますが、殺人鬼スプラッタホラーです。「13日の金曜日」的な……
舞台が地下鉄なので、若干「ミッドナイト・ミート・トレイン」傾向ですが。
暗くて衛生的とは言えない地下鉄の雰囲気や、ジトーッとした雰囲気もなかなか良かったです。
アメリカ映画とはニュアンスが違います。
やや不条理な世界が観る者を混乱させ、消化不良な点もあります。
そこを、「面白くない」と判断することも間違って無いです。
しかし、気持ち悪く、孤独感が溢れるシーンはかなり好きです。
なんとも言えないというか、口では説明出来ない良いところと悪いところがMixされている迷作だと思っています。
個人的にはまぁまぁ好きです。DVDを購入したことも後悔していません。
ウトウト居眠りしてしまったら駅構内から出られなくなった、駅員は何も確認しないのか変過ぎる、なんじゃこの駅。
TUBE脱出スプラッターホラー。ただただ怖いだけで襲われる理由とか話はどうにもなっていない。逃げる戦う逃げるの繰り返し。沢山人が死ぬが主人公だけ助かる。
犯人はどんなものか?人なのか?それとも何かの動物的なものなのか?
どうして駅構内でこんなに襲われるのか?
それもはっきりしないまま、犯人が現れます。
その犯人もどうしてこんなになってしまったのかなどの説明もないまま、奇妙な容姿と奇妙な言動のまま主人公に殺されて終わり。
最終的にただ単に人を殺している変な人に狙われただけの映画でした。
私にとっては何がなんだか分からないまま終わってしまい、当時はやっていた人を残虐に殺すだけのつまらない映画でしたね。
2013.4.2
自宅にて鑑賞。イギリスとドイツの合作で原題"Creep"。C.スミス監督(脚本も担当)劇場長篇デビュー作。単調な展開でメリハリも無い上、演出もワンパターンとひたすら退屈しラストも蛇足的。S.ハリス演じる“クレイグ”ことクリーチャーは『地獄の変異('05)』、『ディセント』シリーズ('05・'09)、『レック』シリーズ('07~)等を彷彿させるが、孰れも本作('04)の方が古い。ただ他作に較べると、その背景や生態は余り描かれない。主人公“ケイト”のF.ポテンテにも魅力が無く特筆すべき点は無い。40/100点。
・鑑賞日:2011年11月13日(日)