レディ加賀
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02月09日 台灣上映
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02月09日 台灣上映
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02月23日 台灣上映
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ムトゥ 踊るマハラジャ評論(20)
まだ若い頃のA.R.ラフマーンの音楽はやっぱ壮大かつすでに巨匠感満載。
かなり昔です。
長い映画で、下らなくて、わかりやすいストーリー。
映画館なのに、自然と笑い声が起こり、危機を乗り越えたシーンでは「おぉっ〜!」という声と拍手が自然に起きました。その空気感がめちゃくちゃ楽しかった。
大人しかいない渋谷の単館映画館だったと思うのだけど、初めての経験でした。
くだらなくて、楽しい。
色々と悩んでいた時期でしたが、頭がリフレッシュできました。
あの当時、映画館での観賞は★5つ!
(家でDVDでの観賞は途中で飽きて挫折しました)
「バーフバリ」とまでは言えませんが、楽しく観ることが出来た作品でした。蛇足ですが、主演の女優さんポチャっとしてて可愛かったです!
笑えるシーンも満載で、中庭に10時に逢うシーンは大爆笑でした。笑いのネタは使い古されているようなものばかりなのですが、インドの人たちの素朴さを感じられました。
最終的に金持ちが全てであるということを伝える映画かと思い、ラスト直前までは低評価ランプを用意していたのですが、いい意味で裏切られました(笑)。
なんというか磨かれる前のザ・インド映画という感じでした。長尺なのがインド映画の特徴なのですが、全体的にゆるーい流れでもっと短くできますよね、これ?その割に最後の詰め込み方がハンパない。多分これこそがインド映画なのでしょう。
ダンスのシーンは派手で観てて楽しいです。インド人はダンス好きらしいのでダンスシーンは必須でしょう。他の国では真似できない独特の文化ですね。アクションシーンはかなりぬるいっというかパンチ確実に当たってない!殴られた人の吹っ飛び方も窓や壁を突き破ったりでそのあり得なさにジワジワきます。
悪役だったはずの叔父も旦那様殺しかけた割に最後は普通に皆の中に混じってて、インド人っておおらかだなぁっとつくづく思いました。こういう作品が積み重なって今日のバーフバリに続いているんですね。
そういえば本作は約20前の作品なのですが、当時サイババさんが日本公開される事を予言していたそうです。やるな、サイババ!