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食人雪男 プロット アメリカ 09月17日 2021 台灣上映
獣人(1938) プロット フランス 07月15日 1950 台灣上映
邪淫の館 獣人 プロット フランス 01月28日 1978 台灣上映
盲獣 プロット 日本 01月25日 1969 台灣上映
白獣 プロット 日本 01月14日 2023 台灣上映
獣手 プロット 日本 01月27日 台灣上映
獣人雪男評論(1)
「超大怪獣大特撮大全集2020 PART.1―2月」で鑑賞。
「大怪獣バラン」と同時上映。胸熱!
映画ファンの味方、京都みなみ会館初体験!
そして…こんなに嬉しいことは無い…! 内容に部落差別問題が含まれていることからソフト化もされていない(サウンド・トラックはある)本作を、こうして観ることが出来て、感無量です!! 京都みなみ会館…神様かよ!
1分1秒観逃すまいと目を見開いてました(笑)
それはさておき、怪奇とロマンに溢れた世界観に釘付けになりました。消えた山岳部員、未知の生物の痕跡、秘境の集落に暮らす人々、謎の美女…やがて姿を現した雪男の恐怖!
手に汗握りました。確かに差別表現は目に余るものがありましたが、内包されているテーマが物悲しく、めちゃくちゃ胸に迫って来ました。文明のエゴ、自然軽視…色褪せてない。
唯一の同族を殺害され、怒り狂う雪男―。
その矛先は下手人の悪徳動物ブローカーだけに留まらず、彼を主と崇め畏怖していた集落の人々にまで及び、ついには飯島(宝田明)たち調査隊一行にも襲い掛かりました。その悲しみの叫びは秘境に木霊し、なんともやるせない結末へとひた走って行きました。異形のものが迎える最期はいつも切ない…。
同年公開の「ゴジラ」とは違うアプローチで人類の過ちを告発し、警鐘を鳴らしていました。「ゴジラ」繋がりで言えば、キャストの殆どが被っていましたし、そしてこれまた名作と来ている。1954年―なんというすごい年なんや…。
【余談】
監督助手―岡本喜八。マジか!