僕は、パリに恋をする
プロット
フランス
03月01日 1997 台灣上映
そして僕は恋をする
プロット
フランス
03月15日 1997 台灣上映
みんな私に恋をする
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
東京は恋する
プロット
日本
09月18日 1965 台灣上映
息をするように
プロット
日本
09月18日 2021 台灣上映
スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする
プロット
フランス・カナダ・イギリス合作
03月29日 2003 台灣上映
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僕は妹に恋をする評論(10)
映画 #僕は妹に恋をする (2006年)鑑賞
#松本潤 と #榮倉奈々 が双子の兄妹で近親相思相愛のお話なんだけど何で好きなのかが分からない
生まれた時から一緒にいるから好きになるのか?
また、やたらとワンシーンが長い。演技を見せるための長回しでもなく単に時間稼ぎなのかと思った
葛藤や躊躇がなく、なんとなく下品な感じ。
近親相姦はいけないことだとハッキリ言えない世代なのだろうか。それとも彼らはかつての皇族崇拝でもしていたのだろうか。法律で禁止されているのは婚姻だけだから、ハッキリ言えないだけなのだろうか・・・少なくとも楠友華(小松彩夏)だけはなんとなくイケナイことだと思っていたのだろうけど、彼女にしても矢野(平岡裕太)にしても横恋慕という形でしか行動できない悲しさ・・・そんな状況だったら「横溝正史の小説でも読みなさい」と言って『悪魔が来りて笛を吹く』あたりをそっと差し出すのも手かもしれません。
最初からナメてかかってしまいましたけど、映像的にはかなり満足のいく部分がありました。特に序盤の二段ベッドの下でキスするまでの長回し。そしてラスト近くのジャンケンおんぶの長回しです。台詞も少なめで松本潤と榮倉奈々の心理描写が見事でした。惜しいのは、楠が理科室でのキスシーンを目撃した後の「付き合って」と迫るところ。主人公側のたじろぐ心理は伝わってくるものの、楠の奥に潜む心理・・・たとえば、目撃したことによって脅迫するかのような心・・・があっさり描かれてしまいました。頼(松本潤)にしても、「秘密にしておきたい」「バレたらやばい」「俺たちゃサルか?」などといった心理部分が弱かったのではないでしょうか。なにしろその直後に矢野に告白したようだったし・・・
そんなドロドロした葛藤よりも双子の兄妹の純愛だけでいいんだという意図があったのかもしれませんけど、後半はだらだらと進みすぎました。「兄妹という禁断の恋であっても、愛し合ってるんだからいいじゃない」と思える方なら存分に共感して二人の世界に浸れるのでしょうけど、ストーリーそのものを楽しみたい人には退屈かもしれません。
アイドル俳優ばかりなのに、みんな良かった。特に平岡裕太なんて今までの映画で一番良かったかもしれません。ちなみに、原作者は青木琴美とおっしゃる方なのですが、ずっとAV女優だと勘違いしていました・・・
えぇ!?ここでこう終わる!?(エンディングの途中から書き始めてる)
原作を2巻くらいまで読んだことがある。
まず、原作では「双子がお互いを好きになるが、実は血の繋がりがなく、それを兄・頼だけが知っている」って設定だったと思うんだけど、記憶違いか…?
原作と映像作品は別で考えようという心で観るとしても、その設定がないのであれば、この映画をどう消化していいか分からない。
知ってるからこその部分が全部削ぎ落とされるとなると、ただただ気持ち悪いきょうだい(特に頼)じゃん…
頼だけが知っているからこそ、独りよがりが増幅して良い物語になるんじゃん…!だからこそ悩む頼の俺様感が生きるんじゃん…!!
それでもまだ前半は良かったと思うけど、矢野が「学校でキスをするお前が悪い。妹にキスするお前が悪い。」ってなんか急に理解ある親友ポジションになって、完全にブレた。
矢野が突然いい奴になって、楠は当然、元から頼の眼中にないわけで、そして双子がお互い恋をする・若いが故かいっぱいキスする、となれば、観てる側としても、「高校生だしとりあえず好きにすれば?」ってなるよ…。
そしてやけに暗くて不気味な母(浅野ゆう子)はなんだったのか。
朝、頼のベッドが乱れていないことに胸騒ぎを覚えた割には、二人に、彼氏彼女はいないのかと質問するくらいしかしない。そこめっちゃ慎重なんや…急にリアルやな……
終盤、草原が無くなってて急にセンチメンタルになるのはいいが、そこで関係を終わりにするでもなく手つないでラストって。
一瞬映る、横からのおんぶ姿が猛烈にださくて、美男美女でもこうなるんだなって、また突然のリアル。