スネーク・フライト
プロット
アメリカ
10月21日 2006 台灣上映
アイズ(1978)
プロット
アメリカ
10月14日 1978 台灣上映
ベッドルーム・アイズ
プロット
アメリカ
09月21日 1990 台灣上映
エンジェル・アイズ
プロット
アメリカ
10月12日 2002 台灣上映
アイズ(2008)
プロット
アメリカ
11月01日 2008 台灣上映
ヒルズ・ハブ・アイズ
プロット
アメリカ
09月29日 2007 台灣上映
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スネーク・アイズ評論(7)
実験的映像にチャレンジされている姿勢が面白い。
腰砕けのようなストーリーに皆がガッカリしていた記憶があります。
久々に動画サイトで鑑賞。
しかし、あれから十数年経って見直すと、
今ではすっかり毒気も抜かれてしまったデ・パルマ印がプンプンする、
強烈な作家性に溢れた映画でした。
「羅生門」のような語り口は後から“つながる面白さ”がありますし、
視力の悪いヒロインの“ボヤける視点”、
ホテルの各部屋をなめるように撮るクレーンカメラ、
まるで迷宮のようなホテル。
「ファム・ファタール」もイイ線行っていましたが、
こちらはニコラス・ケイジのやりすぎ演技が
映画全体に華を添えています。
犯人にとっちゃほんま迷惑千万な話。
まさかニコケイが急に正義感に目覚めることになるとは。
ボクシングのタイトルマッチが行われている巨大スタジアムで、国防長官の暗殺事件が起きる。
目撃者と容疑者は1万4千人の大観衆。
ひぇー!ヒッチコックを敬愛するデ・パルマも、またどでかい風呂敷を広げたもんです。
でも、ヒッチコックならまずヒロイン役に、ブロンド・ビューティーを起用するでしょうが、本作で謎の美女を演じるカーラ・グギーノはそうじゃなかった。
もしかしたらデ・パルマは、この手の女優さんがタイプなのかもしれない。そこだけはどうしても譲れないところだったのでしょう。