夫婦間や親子間の亀裂というテーマとともに、驚愕の科学実験が生んだ凄惨な恐怖を描いたデビッド・クローネンバーグ監督のホラー。幼少期に受けた虐待が原因で神経症を患うノラは医師ラグランの診療施設に入院する。しかしノラの夫フランクは彼女を隔離し面会させないラグランに不信感をいだく。一方、ラグランは人間の怒りを実体化する実験を行なっていた。ノラの体にできた腫瘍から異形の群れが現れ、やがて復讐を開始。ノラとフランクの娘キャンディスにも危険が迫る。2013年、クローネンバーグ監督の新作「コズモポリス」(12)公開にあわせた特集上映「コンセプション オブ デヴィッド・クローネンバーグ
受胎」でリストア版が公開。
ザ・ブルード 怒りのメタファー評論(3)
巻き添え食った女の先生が可哀相で母親の怒りから産まれるブルードって母親の存在意味が解らん!?
怒りのメタファーが単に自分の我が儘な考えのメタファーで自己中極まりない。
グロはほぼ無いけれどイヤな気持ちになる(褒めてる)サイコでカルトなB級ホラー。コドモこえー。子供の為なら妻を殺すことも厭わなかったり精神科医は療法を確立する為にしても色々?な点も多い。クライマックスまで無表情かつ冷静だった娘がギャン泣きするシーンは異形の妻より印象的。