THE WILD 修羅の拳
プロット
韓国
02月16日 台灣上映
「ヒプノシスマイク Division Rap Battle」Rule the Stage Battle of Pride 2023 Cinema Edit
プロット
日本
02月16日 台灣上映
悪魔がはらわたでいけにえで私
プロット
日本
02月23日 台灣上映
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 台灣上映
コットンテール
プロット
イギリス・日本合作
03月01日 台灣上映
18歳のおとなたち
プロット
日本
03月01日 台灣上映
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AK-47 最強の銃 誕生の秘密評論(1)
Simpler, it must be simpler. Each furrow more, the grooves cause
unnecessary difficulty of use.
"The car must be as simple as a shot." Exactly, like a shot.
開発者の名前と出来上がった年を合わせて名付けられたアクロニム・AK-47... 映画のラストのテロップからあくまでも単純計算すると全世界で生まれたばかりの赤ん坊から棺桶に片足・・・もとい、年を重ねた老人まで40人に一人が持ったことになるけど "AK-47"カラシニコフ銃は実用的な全自動射撃能力を持つ自動小銃、いわゆるアサルトライフル(英: assault rifle)という武器のジャンルに留まることなく『世界で最も多く使われた軍用銃』としてギネスに登録されている。 その意味するところは... 最初はロシアの極寒な気象条件をクリアする目的であったものが、つまるところ全天候型、湿度の高い熱帯・湿地帯、真逆の埃や砂塵の舞う乾燥地帯の砂漠、もちろん極寒の凍てつく地でも物ともせず、故障しらずでスムーズに平均600 rds/min 発射可能で正規のルートで買うと思ったよりも高いと言う人(自衛隊談)もいるけど、いたってコスパの良い、その事は、チンケなテロリストグループには打ってつけで殺傷能力と安価なイミテイトのおかげで重宝され、テロを描いた映画では主役級に必ずと言っていいほど登場している。悪魔殺しの武器又は、悪魔がほくそ笑む兵ジョウとも思える。悪魔が成せる、その軽量さゆえにアフリカの一部地域では、年端もいかぬ少年兵も手にできる問題も常に付きまとっている。悲しい事にこのアサルトライフルでこの星の何処かでは誰かが、負傷したり、この世とサヨナラしている。 嫌な言い方です 失礼
Since my injury seemed pretty serious, our doctor sent me home
to fully recover. And so I left for your area, Mikhail.
自国製マシンガンの弾詰まりという不甲斐ない事実を目の当たりにして、敵国であるドイツ製の優れた自動小銃に負けないモノを作りたいと故郷に帰るはずが、途中で列車を降り、単独で自動小銃を開発に乗り出すミハイル... 映画では、銃の弾詰まりなんてイチイチ描いているとアクションシーンの腰を折るのは、必至な事... でもリアルな世界では命取りとなり、実例を挙げると、マシンガンよりも簡単な構造をしているレボルバー式拳銃でもジャムる場合がある。実際に、その経験は銃を撃った人だけが知る、気色の悪い感覚が手に残ってしまう。それと "暴発" という言葉も頭をかすめる.. 弾だけに
映画を見る前から、AK-47の開発者の歴史に残る半生を描いたゴリゴリのプロパガンダ映画を想像して、やや敬遠気味に食傷気味に鑑賞することに... のっけから"なんだ! この映画は!" なんてことも... 創造主が土埃(アダマ) から人(アダム)を創られたように、小学生並みの手書きの青写真風設計図でプロトタイプを一丁出来上がりって? また左腕の怪我のせいで満足に開発に取り掛かれないミハイルを見兼ねてソビエト流労働者のカガミのように「仕事終わりに手伝うよ」なんて一世紀以上前の映画に登場するコミュニストの理想形労働者のカビの生えたようなプロットも見せたりもしている。ましてロシア民謡のカチューシャもフィルムスコアとして流しちゃってもいる。なんたってミハイルを支える工員役の方たちはド素人っぽくてドウカシチマッタ?のかと耳を疑うほど.. 何か?
You're an inventor and you look.. the devil knows what. Remember,
Kalashnikov, you are a Turkmen inventor. We will send you to a federal
contest as a representative of our district. Look, Kalashnikov, don't
disappoint me. I believe in you.
20代半ばの若者ミハイル。何事も一心不乱で開発に取り組む姿を見ているとそんないい男には付き物のロシア映画には欠かせない恋愛模様はどうなっちゃうのかとか、何時始まっちゃうのかとかソワソワしていると話も中盤に差し掛かると製図室に所属するカーチャ女子との出会いが待っていました。その時の女子のセリフが...
I accepted this additional work but, with one condition:
"do not harass" おぉ、なんて右ストレートいやレスリングのいきなりの両足タックルのような彼女の強気のセリフにミハイルがタジタジとなって、ただ茫然と ダー(Yes)と彼らしいアッケにとられて目を丸くしている場面が温かくもあり、微笑ましさもあり、ノスタルジックにも感じる。
途中から、武器のコンペティション (competition)の話しに重きが置かれていく。武器開発の競合とのつばぜり合いとか、妨害工作とは言えないまでもどこの社会でも見られる様な常に良いことをしようとすると邪魔な存在... 縦割りの仕組みであったりと、それを乗り越えて挑むミカエルのひた向きさなんかをズウ~ッと見ていると、いつの間にか、プロパガンダ映画という抽象的な他愛もない偏見に捕らわれていたなんて... 何しているの? バカげてくだらないことに執着し、映画を楽しめない自分自身を含めて、その頃には、そんな事もあんなな事も全部忘れてしまうほどこの映画の監督や脚本家の演出手腕が作り出す面白さもさることながら映画の素朴さに引きつけられてしまっていた。 さすが中国と一線を引く、戦争関連の熟練工的ロシア製プロパガンダ映画は、多少暗い雰囲気だけど群を抜いて面白い。
途中、カラシニコフ銃の完成を目前にして、世界戦が終結してしまい目標を失いかけたカラシニコフの姿を表現したシノプスは幾分、理解の苦しむ彼の行動も描かれているところもあるけど、全体を通して彼を演じたユーリー・ボリソフという俳優さんの個性か演技スタイルかは、区別がつかないにしても、レジェンドと呼ばれたソビエト連邦を代表する偉人の名を汚すような演技を一切していない嫌味の無いところが言葉に言い表せないくらい感じが良く、彼の今後の活躍をフォローもしたくなるもの
What kind of education do you have?
Marshal companion, unfinished. 7th level.
You are just like Lomonosov: you came from Moscow to Arkhangeisk
on foot. Where are you from?
-D'Altai.(Lomonosov:ロシアを代表する努力家であり博識者)
Have you been missing for a long time?
-Long time, I'm afraid I won't recognize my mother when I meet her...
I thought, I won the competition, I will go on vacation... and it turns
out that I have work to do for the next 10 years.
We serve the homeland, sergeant.
"We serve the homeland."
カラシニコフが国に捧げた十数年間... 将軍の粋な計らいの場面からテロップの流れる前のラストシーン... 胸が熱くなり過ぎました... 他愛のない場面にしても涙も知らずにポロポロと
M16 vs AK-47: Which one is actually better? : M16対AK-47:どちらが実際に優れていますか?なんて少し無意味な疑問・質問?
人間工学的、的に当てる正確性・銃の軽さはM16
扱いのシンプルさ、耐久性やランニング・コスト・価格はAK-47
結果: "何を選ぶかユーザーによって異なります。" ってバカにされた回答が寄せられる羽目に.. 使用されている国の分布がはっきりと異なるAK-47:ユーラシア・アフリカ大陸 M16:主にアメリカ大陸 なんて映画とは全然関係はありません。 悪しからず。
Mikhail Kalashnikov: 'I sleep soundly' The Guardian の2003年の見出し記事から、レジェンドは、表向きには"ぐっすりと眠れる" とそう語っていた。 しかし、2014年の同紙の記事を読むと「私の精神的な苦痛は耐え難い。私は同じ解決できない質問をし続ける。もし私のライフルが人々の命を奪ったなら、私は…クリスチャンとして正統な信者として、彼らの死は私の責任なのか?」 と
彼の死の直前にロシア正教のトップ、キリル総主教(来日予定?)に送られた手紙の中で、AK-47の作成者である彼が、精神的な苦痛に苦しんでいることを明らかにしている。 2013年に94歳で亡くなったカラシニコフ.. 革新的過ぎるサブマシンガンによって引き起こされた何百万もの命の責任を感じていたと手紙で語っている。 人間的で安心した。
What kind of education do you have? 上級軍曹のミハイルはその優秀さゆえにどこで学んだかを上官からも将軍からも幾度となく、尋ねられる。そして彼は、臆さず "7th grade" もままならなかったと答える。 7th grade... と言えば日本では中学1年生程度。彼は、The New York Times紙から " Self-taught tinkerer " と呼ばれるほどの人で映画のように神がかり的な事は、映画「AK-47 最強の銃・・・」で見られる手書きの設計図から銃を作るミラクルな事ではなく、彼の勤勉努力によるところとそれにまい進する精神力の強さによるところが大きいと思われる。
"AK-47 Manufacturer Faces Bankruptcy" ( ABCニュースより)
リードが付け加えられていた
"Copycat rifles challenge the Russian weapons industry." 1807年にアレクサンドル1世が設立し、AK-47を長年作っていた「イジェフスク機械製作工場」通称イズマッシュが2012年に倒産し、その翌年、カラシニコフ氏は94歳で亡くなっている。時代の流れを強く感じる。
作中のセリフが兵器開発が後進を寄せ付けない為に時代を駆け抜けなければならない例えとして、
A competition will be launched next month for the development
of a new machine gun. And this means that my, as you say, brilliant
PPS will soon end up in a museum.
何故、ロシア政府は倒産するまでそのままにしていたのか? 答えは明確ではっきりとしている。
"There's no profit margin in small arms, that's the bottom line." ってね
最初はプロパガンダ映画.. ラストは人間性の潔さと誠実さを描いた望外な幸せを呼ぶ映画