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ふたりの男とひとりの女 プロット アメリカ 02月10日 2001 台灣上映
理想の彼氏 プロット アメリカ 11月27日 2009 台灣上映
年下のひと プロット フランス 04月29日 2000 台灣上映
ひと月の夏 プロット イギリス 08月25日 1989 台灣上映
彼女はひとり プロット 日本 11月29日 2020 台灣上映
理想の恋人.com プロット アメリカ 10月01日 2005 台灣上映
理想の女(ひと)評論(11)
ゴシップのイメージが強すぎて、てっきりスカジョが悪女の話だと思ったら大間違いでした。
舞台も話題のイタリア・アマルフィで美しいし、ストーリーもよくある感じだけど、どんどん引き込まれる。音楽もストーリーを邪魔せず且つ品がある。
誰にも損がない映画で素晴らしかったです。
大富豪の新妻(確か一年くらい経ってる設定だったけど)のスカーレット・ヨハンソン。
南イタリアの避暑地に滞在中に巻き起こるあれこれ。
ヘレン・ハントは男には好かれ…女には嫌われる…そういう美女。ただ男に貢いでもらわないとお金が無い。
あるホテルの女性達から追い出されるように、南イタリアに旅に出たヘレン・ハント。
そこで彼女がターゲットを見つけてお金を搾り取っていた相手は…スカーレットの旦那さん。
ここまでの展開で、どう考えてもスカーレットの旦那さんとヘレンが浮気してるでしょ、って思うけれど…
実は浮気はしてなかった。
お金を巻き上げていたのは事実だけれど。
なぜなら、ヘレンはスカーレットの母親だったから。
スカーレットはそのことは露とも知らず。
もちろんヘレンは分かってやっていた。
でもヘレンが変わったのは、スカーレットを見た時からだろう。
今まで「女性」でしかなかったヘレンが「母親」に変わった瞬間だった。
ヘレンに自分の正体を明かすことなく、スカーレットにいろいろと諭すシーンや、最後にお別れのシーンではスカーレットが行方も知れない母親を想う気持ちを聞いただけでヘレンは胸が一杯になる。
その母親像を壊さないように、最後まで自分の正体を告げずに別れる。
綺麗な女性同士の葛藤、思い遣り、生き方…観ていて面白い作品だった。
社交界の老人たちのウンチクある会話が面白い。
暇な女性たちの噂ばなしも、さもありなんと言う感じです。
ロバートとメグとの仲を裂いて、横取りしようとするダーリントン卿は卑劣だね。