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男はつらいよ お帰り 寅さん評論(20)
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私は渥美さんが生きてた時を知らない世代なんだけど、大学の時に男はつらいよ全シリーズ見てて、まさか新作をスクリーンで見れるとは思わなかった。
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隣に座ってるおじちゃん号泣してたけど、何故か私も最後は泣けたよ。懐かしい〜!ってなって、周りのおじちゃんおばちゃんと同じ世代かのように自分が思えたよ(笑).
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むかしの寅さんの面白いシーンでみんながどっと笑う劇場の雰囲気が昔の映画館っぽくて、なんだか昭和にタイムスリップしたような気分でしたとさ。
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過去の映像が結構多いんだけど、過去と現在の繋げ方がうまくて、山田洋次監督の寅さんへの愛を感じた。
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でもさすがに後藤久美子の演技下手だったなぁ。実力派キャストの中であれは可哀想。
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ただ、主題曲をカバーして歌う桑田佳祐を音楽ビデオ風に延々と映す冒頭には失望した。彼のファンは嬉しいだろうが、桑田の声や顔が苦手な人にとっては苦痛でしかない(音だけなら映像で気を紛らせるのに)。もう一点難を挙げると、後藤久美子の台詞回し。長く演技を離れていたので仕方ないが、実力派が揃った豪華共演陣とは歴然とした差があり、気の毒なほどだった。シリーズ集大成のお祭り的な作品だが、山田監督の最高傑作とはならなかった。
幼い頃から両親とずっとファンでした。
結婚し、いまは高校生と中学生の息子たち、そして妻も、寅さんが好きです。
「お帰り寅さん」の上映を知り、夢かと思うほど喜び、1年以上首を長くして待っていました。
最近、この映画のDVDが出るというニュースを見て、あらためて自分の中に、あの映画を見た時の感覚がよみがえり、ここにやってきました。
この映画によって、「寅さんはこの世にいないんだ」と、思い知らされることになるとは。
「寂しい」
一言でいうと、そんな感覚しか残りませんでした。
見終わって、妻と無言で帰宅しました。
懐かしいとか、そんな感覚を満たしたいなら、DVDでもBSでも再放送を見れば、それで良いです。
私はこの映画に「ああ、まだ寅さんは生きてて、まだどこかに旅を続けてるんだ」と思えるような、希望を感じたかった。
でも、この映画で、そんな期待は思いきり断ち切られ、私の中の寅さんストーリーは、まったく予想外の「強制終了」をさせられたのでした。
48作で、終わってくれていたらほんとに良かった。
蛇足
・キャラクターが年老いていることを、ことのほか強調する理由がわからない
・泉はなにをしたかったのか。さっぱりわからない(空港でのキスは引いた)
・寅さんを亡霊のように出現させるのは、例えば、美空ひばりをAIで復活させて、多くのファンを傷つけたのと同じように、失礼なことだと思う
・寅さんは、「気配」だけでじゅうぶん。最後に皆がお店の入り口に向かって「おかえり」というだけでも、十分満足できたと思う
流石、山田洋次監督だなぁ!と。
後藤久美子の演技が酷いと聞きましたが、私はあの棒読みが昭和っぽさを醸してて作品には合ってたと思います。満男は怪演でした。
思い出の美女たち総まとめで寅さんがいかに愛されてたかが凄く伝わってきてウルッときました。
しかし、寅さん観たことない方にはさっぱりわかんないやつだと思う。