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デンジャー・クロース 極限着弾評論(20)
ほぼほぼひたすら戦闘シーンで、108人のオーストラア軍に対し、スターシップトゥルパーのごとく途切れることなく押し寄せてくる無数の敵との戦いを描く。
激しい戦いの中で何人もやられていくなど次々に襲ってくる絶対絶命のピンチに遠距離からの味方の迫撃砲で、凌いでいく豪軍。
メッセージ性のある物語を求めるのではなくただひたすら戦闘シーンを楽しむ作品。
で、まさに自国万歳の映画でした。
予告で謳っている実話というのがあまり作品内では生かされてなかったような気はした。勝手ながら実話ベースというだけあって内容のあるストーリー展開を期待していたが、銃撃戦がメインのゲームのような映画作品に思えた。
まぁそれが臨場感は少なからずある為、臨場感を楽しみながら鑑賞することはできるが、緊張感はあまりないようにも思えた。良くも悪くも第三者の視点から外から見るような作品だったというのが個人的な率直な感想か。
エンドロールでも追悼シーンがあったように、20歳そこらの若者がベトナム戦争に参加し命を落としたのは忘れてはならない事実である。
そういう点では見て良かったと思える作品だったと解釈してる。
ベトナム戦争ではないが、沖縄戦を描いたメル・ギブソン監督作『ハクソー・リッジ』はオーストラリア資本の入った映画でオーストラリアの俳優を多く起用していたため、ルーク・ブレイシー、リチャード・ロクスバーグなど出演者が今回と被っている者も多い。
マーク・スティーヴン・ジョンソンのスティーブ・マックイーン愛が爆発した映画『バニシング ’72』 のトラヴィス・フィメルや『リトル・モンスターズ』のアレクサンダー・イングランドなどオーストラリアを代表する若手俳優も多数出演し、新旧オーストラリア俳優の博覧会的映画としても楽しめる作品である。
『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』では、ドローンを使った戦争という点で正確に銃撃することや、爆撃することの重要性が描かれていたが、今作では旧型となる無線を通じて、正確に情報を伝え、司令部が決断を下すというチーム戦(マイトシップ)が描かれており、いかに無線の存在が大事であったかということをしみじみと感じさせられる映画である。
少数対大軍との映画的なシチュエーションが現実の戦闘で起きたという絶望的な状況に加え、銃弾や物資がなくなってしまって、味方の遠方攻撃をしてもらうことだけが頼りという絶望的状況は手に汗握ること間違いなし。
「デンジャー・クロース」とは、味方も被害を受けかねない距離での着弾を意味しているのだが、命令や行動をする、それぞれの立場やプレッシャー、リスク、今後の責任問題の処理といった、戦争時における極限状態の緊迫感を見事に描き通したといってもいいだろう。
実話ベースで実際に亡くなった人物が映画でも、実話の通り死亡することもあって、遺族への配慮があったため、酷い描写を避けるためなのかもしれないが、アクション・シーンとしては、平坦なものが多く、バイオレンス描写も薄く、戦場の悲惨さという点では、物足りなさを感じてしまうため、娯楽性のある戦争アクションとして観ると失敗する作品である。
この「ロングタンの戦闘」で命を落とした、南ベトナム解放戦線、ベトナム民主共和国、オーストラリアの人々のご冥福を心からお祈りします。
一番に言いたいのは、それ。
本格戦争映画でした。割と。胸がキュっとなる場面もあり。准将がクソと言う、テンプレ通りの流れもあり。ですが、結局のところ、映画として見てしまうと、つまらなかった。一番の違和感の理由は割愛するけど。
これは国内上映だけで終わらせて欲しかったです。
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6/20 追記
「反戦映画」と言う言葉を使う事自体、止めちゃっても良いと思うほどに、最近の戦争映画には、「強烈な反戦メッセージ」が仕込まれています。同時に、「敵=殲滅すべき悪魔」で「友軍=正義」と言う構図の否定が始まってから久しく。多くの戦争において「私たちこそが悪魔だった」と言う描写を全面に押し出す事も、当たり前になって来ました。要するに、今日日の戦争映画は「当たり前に反戦映画」なんで、「反戦」なんて言葉を、あえて使う必要が無いんだす。
で、言いたい。ベトナム戦争って何だったんよ?
今、この時代において、この映画は「ナシ」です。
オーストラリア国内で、退役軍人の集会ででも上映してくだされ、って言いたくなりました。
ロシア映画のT-34ですら、「あの時代、戦車戦を戦った全ての兵士に捧ぐ」でしたよ、最後のメッセージは。あのロシアが、ナチスの兵士たちにも鎮魂のメッセージを送る時代なんです。
俺、この映画、嫌いです。
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(蛇足)
◇オーストラリア軍は何故ベトナムで戦争しているのか?
オーストラリアは第一次大戦にも参戦しています。詳しい背景は割愛しますが、当時ニューギニアや西サモア、マーシャル諸島等を領有していたドイツは豪州にとって、ライフラインの確保の重要性と言う観点からは仮想敵国。また、国民の8割が英国系移民と言う背景もあり、33万人を派兵し、6万人が戦死しています。栄光の大英帝国一員であるというプライドがあり、英国の対ドイツ宣戦布告で、豪州は「自動参戦」の道へ進みました。
第二次大戦は、大英帝国のアジア支配崩壊の戦争でもありました。日本の圧倒的海軍力により、アジアの英国海軍は壊滅。欧州列強は、アジアから駆逐されるか、日本の敗戦後に起きた独立戦争によって植民地を放棄して行き、それに替わって世界のリーダーになったのは米国。第二次大戦で、自国領土と領海を自力では守り切れないことを、日本軍の攻撃で痛感した豪州は、「米国との軍事同盟締結」と言う、必然の選択をします。
国連やNATOという多国間の枠組みの中では、各国が集団的安全保障体制の下で自国の平和を担保することが一般的。その集団的安全保障体制を機能させるためには、加盟国が国力に応じて相応の軍事力を提供することが求められます。こうした流れの中、ベトナム戦争では、西側諸国が米・仏に追従してベトナムへ兵士を送り込んで行く事になりました。オーストラリア軍も、朝鮮戦争に続いて、最大8,000人を、この無益な戦争に派兵しています。
ベトナム戦争でアメリカ側に着いたオーストラリア軍が、ジャングルの中でベトコン軍の大軍に襲われた実際の戦いを描いた話。
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オーストラリア映画ということで、私は誰一人としてこの映画に出てる俳優さんを見た事なかったし、ただでさえ外国人って見分けがつかないのにオーストラリア人ってもっと見分けがつかない!.
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誰が誰かわからんし、なんなら敵と味方の違いもよくわからないぐらいだった。それでもこの映画、仲間のことを見捨てず助けに行くっていうのがメインの話で、誰かわからない人が誰かわからない人を助けに来てくれても感動する。
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途中、物語の中心的な2人がお互いの家族、愛する人について語り合うシーンがあるんだけど、そこがもう死亡フラグすぎてほんとにやめて欲しかった。家族の写真なんか見せんな!結婚式に行くとか約束するな!!そんなこと言うと死ぬじゃん!!!って思ってたら本当に死んだ(笑).
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オーストラリア目線でベトナム戦争を描いた話は初めて見たし、それなりに楽しめる映画だった。