25年目のキス
プロット
アメリカ
06月12日 1999 台灣上映
ノーサイド 25年目のスクラム
プロット
ニュージーランド
10月17日 1992 台灣上映
六年目の疑惑
プロット
アメリカ・イギリス合作
09月23日 1961 台灣上映
片目のジャック
プロット
アメリカ
07月08日 1961 台灣上映
日の丸 寺山修司40年目の挑発
プロット
日本
02月24日 2023 台灣上映
1941 モスクワ攻防戦80年目の真実
プロット
ロシア
11月19日 2021 台灣上映
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3年目のデビュー評論(20)
40代のおじさんです。
「ひなあい」が好きで、日向坂メンバーのポテンシャルの高さに、新しいアイドル像を見ていました。その彼女たちのドキュメンタリー映画に、年甲斐もなくワクワクしながら映画館に向かいました。
ワクワクするのには理由があって、秋元康氏の手掛けるアイドルグループのドキュメンタリー映画がとても面白いからです。
「Documentary of AKB48」の1作目は、当時アイドルに興味のない人でもかなり話題になりました。
西武ドームのライブ中に、過呼吸状態に陥りながらも、ステージに出た瞬間に笑顔に切り替わった前田あっちゃんの姿はいまだに強く印象に残っていますし、AKB商法と揶揄されたアイドルの裏側をあえて徹底的に公開することで、彼女たちにもリアルがあることを見せた運営側の手法に舌を巻きました。
前置きが長くなりましたが、そうした前提があったため、この映画を見るのは非常に楽しみでした。
結論から言うと、これはお金取って良いクオリティではない気がします。
それは、日向坂のクオリティの問題ではなく、作り手のクオリティの問題です。
ファーストカット何で入るのかドキドキしていましたが、大して面白くもないインタビューから入り、やたらナレーションが入ってくる。現場で彼女たちが何を話しているのか、どういう物語が映像から進んでいくのかを、そうした醍醐味が一切ないままの、ナレーション、インタビュー、ナレーションの繰り返し…。
10分も経たずに、映画館を出たくなりました。
① インタビューがつまらない
まず、醍醐味と言えるインタビュー。ストーリーラインは欅坂とのいわばアンダーであるというポジションをどう乗り越えるのかというか葛藤なのに、本や雑誌のインタビューで聞けるような表面的なものばかり。こうした長尺のドキュメンタリーの場合、質問を受けてから答えを導くまでの彼女たちの表情がとても見たいものです。そういうものは一切なし。
だったら、そのインタビューに価値が無い。本読んじゃえばいいんだから。
加藤さんのインタビュー、最後語尾に必ず「はい」で終わっていましたが、そこから加藤さんが緊張していることと、聞き手が彼女と距離を詰められていない感じがまざまざと伝わりました。
聞き手は時にかなり意地悪な質問などもして、彼女たちの本音を探ろうとするものですが、そうした試みをした感じもなかったですし、信頼関係は最後まで築けなかったのかと思いました。
② ナレーションが多すぎる
ノーナレーションで突き進むものと期待していました。
レッスン中の会話、ステージを降りた時の会話、楽屋での会話、ラインのやりとりなどなど。
極端な話、彼女たちはアイドルですから、会話が無いという場面でさえ、喜怒哀楽や葛藤といった見どころのある映像になるんですが、そうしたものは一切なし。
代わりのナレーションがうざい。
ただ、これはそもそも日向坂だけでドキュメンタリーを作ることは考えていなかったとおもうので、映像素材そのものが無かったのかもと思いました。
一方で、何も考えずに現場でカメラ回してんじゃないかなとも感じました。
だって、小坂さんがセンターに選ばれた時、1期と2期という壁をいかに乗り越えていくのかという、もう一つの大きなストーリーが生まれたはず。
それがいつの間にか仲良くなっている。
だれが最初に手を差し伸べたのか、そうした映像があって説得力のある話なのに、一切なし。
想像でしかないけど、その映像があると仮定したら、実に日向坂っぽい、いい映像な気がしますよ。
でも、説明のナレーションのみ。
まあ、狙っていないなら、そういう映像撮れないよね。
柿崎さんの卒業の時もそう。
彼女の葛藤をさらっとナレーションで言っているけど、最後の楽屋の挨拶のところ、緊張感ありましたよー。そこに至るまで様々なプロセスが垣間見えたのに、一切なし。
あげくメンバーとファンに伝えた辞める理由に矛盾があるのをそのまま流すのは、いくら何でも彼女と彼女のファンには失礼なんじゃないのと感じました。
井口さんのスキャンダルの時、メンバーは明るい声をかけていますが、あの声をかけるには相当の思いがあったはず。そこのプロセスもまるっとなし。
でもさあ、このグループはみんなしっかりしているよ。そんな能天気なはずないじゃん。
そうしたプロセスをすべてナレーションで勝手に作り手が解釈するのは、日向坂のメンバーに対しても失礼なんじゃないかなと思いましたよ。
③ 漂白されたアイドルとして
と、ここまでえらそーに書いてきましたが、えらい大人の人達がそうした疑問に気付かないはずがないので、そう考えると、運営側は今回「絶対そうした負の部分は見せない」と臨んだのだろうと思います。
1期生の楽屋立てこもり事件とかもまるっと無かったのでね。
「なんの葛藤もなく、本当にいい人たちがやっているグループなんです。そのストーリーについて行ける人たちだけにファンでいてほしい」というメッセージなんでしょう。
確かに、もはや映画の中でさえ、彼女たちは追い詰められてはいけないんでしょうね。
それは運営側のパワハラ、コンプライアンスの問題にも関わってくるのかなと。そういう意味では、新たな現代のファンタジーを作らなければいけない、作り手の難しさ、厳しさも感じることができました。
そう考えると、バラエティー番組とはいえ、頭をひねりながら企画を作り、彼女たちの様々な側面や本音を引き出す「日向坂で会いましょう」の方が、よっぽどドキュメンタリーだなと思いましたね。
オジサンでもこの番組は楽しんでよさそうだし。
特A
小坂/丹生
A
影山/金村/河田/濱岸/上村
B
齊藤/高本/東村/富田/松田/髙橋/森本/山口
C
加藤/佐々木久/佐々木美/渡邉
D
潮/高瀬/宮田
こいういったイメージ持ちました。これから応援していきたいです。ありがとう。
この作品の第一印象は「映画じゃないな」。
面白い面白くないとかは横に置いておいて、映画としての必要な要件を満たしていないと思いました。長編テレビドキュメンタリーをただ映画館で流しているだけにしか感じなかったので、日向坂のドキュメンタリー映画が観られると思っていたから、個人的にはそこがかなり引っかかった部分となります。
ストーリーはざっくりと、デビュー前の苦難・人気を獲得してデビュー・卒業やスキャンダル・レコ大と紅白に出て東京ドームをめざす、というものです。
前半4分の1は『46分間の予告編』の再編集、というかこのデビューまでの前半部分を膨らませて一本の番組にしたのが『46分間』なんでしょうが。
気になった点は、裏で撮っていた映像に『セルフドキュメンタリー』の時に一緒に撮っていたインタビューをあわせて、一つ一つのエピソードを時系列順に並べましたって感じで、ストーリーに新鮮さや驚きが少ないこと。
東村と金村のプライベート(風)映像があったくらいで、各メンバーごとの掘り下げが少ないのも気になりました。スキャンダルや卒業についてはもうちょっとツッコんでくるのかと思っていましたが、さっと表面をなでて通り過ぎた印象です。
大人の事情もあるのでしょうが、個々のエピソードを広げたり掘り下げたりすればもっと盛り上がったと思います。すべてが淡々としていて、ひたすらに地味な印象を受けました。単純にいろいろやりたかったけど予算も時間もなかっただけなのかも知れません。
良かったのはラストシーンかな。ゆるい感じではあるけれど、前向きにみんなで歩んでいる姿が日向坂らしくてとても好きです。
つまらない作品では決してないので、ファンならそこそこは楽しめると思います。