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男はつらいよ 寅次郎の告白評論(6)
誰でもどんな時でも幸せになりたいと願うもの
型はどうであれ誰だって幸せになっていい
辛くて辛くて苦しくていっそ何処かへ消えてしまいたい
そんな時が誰にだってある
「あーこんな時寅さんが居てくれたらな〜」
でも寅さんは特別なんです、年に一度のお祭りみたいなもの
その時は嬉しくて楽しくてついついはしゃいだりして
でも、祭りが終われば寅さんの空の雲のように流れて消えてしまう
「また来るよ」って言って消えてしまう
それでいい、特別は特別のままがいい
それが日常になったらそれこそ辛い時にどうにもならなくなっちゃうもんね
追伸
御前様の恋の激しさだけで映画を一つ作ってもらえないだろうか
切に願う!
一方、山野楽器の就職も断られた上に、母親・礼子が恋人を連れてきたことをきっかけに泉は家を飛び出してしまう。鳥取県の田舎町で寅さんと偶然会い、駄菓子屋のお婆ちゃんの家で泊まる二人。「おじちゃま!」というゴクミの声がぞくぞくする(俺もおっさんやな)。そこへ泉の自殺を心配した満男も加わり、かつて好きだったお聖さん(吉田日出子)と再会する寅さんだったが、彼女の夫は1年前に死んだとのこと。ピンクの灯りなんてのがかなり大人の雰囲気だったが、覗こうとした満男が2回目の転落事故。額の傷が本物じゃないかと思うほど生々しい。
寅さんと泉の母親についての想いを通して、全体的に「職業に貴賎はない」とかの職業に対するテーマがあったように思われる。満男の恋の行方もどこか行き詰まった感があるけど、寅さんの姿を見て、自分の生き方を決めるのが心地よい。
山野楽器の係長に山口良一、紙漉きの兄ちゃんに武野功雄と欽ドンファミリーが二人出演していた。思えば、ちょっと前に志穂美悦子、中原理恵、佐藤B作と、欽ちゃんファミリーとも相性がいい。ちなみに前田吟のTV版『積木くずし』では高部知子がブレイクしていた。懐かしい。
すでに常連となっていた三平ちゃんも馴染んできたし、お菓子職人の姿もちらほら。さらにここ3作の満男と泉ストーリーでは必ず最後が凧上げから始まる正月シーンがあり、毎度のことながら泉ちゃんが年始の挨拶で諏訪家を訪れていて、満男は友達の約束をすっぽかす展開が待ち受けている。友達なくすぞ!満男。そして、いつしか徳永英明の曲も定番になっていたようだ。
「男はつらいよ」シリーズ第44作。
Huluで「HDリマスター版」を鑑賞。
就職のために泉ちゃんが上京して来て有頂天になる満男。しかし、高校の先生から紹介された楽器店に赴くと、家庭環境などの偏見から就職を渋られてしまいました。失意の泉ちゃんを慰めることも出来ず、無力感に苛まれる満男なのでした…。
そのまま名古屋に帰って来た泉ちゃんでしたが、帰宅早々母親の礼子が現在付き合っている恋人と再婚すると言い出したことで喧嘩になり、抱え切れなくなったものが一気に溢れ出したのか、衝動的に家出をしてしまいました。
礼子からの連絡を受けて諏訪一家が心配している頃、泉ちゃんが鳥取から寄越した絵葉書の文面に不吉なものを感じた満男は居ても立ってもいられなくなり、彼女を探すために取るものも取り敢えず家を飛び出し鳥取へと向かうのでした…。
流されるように鳥取に来ていた泉ちゃんは、当地で偶然寅さんに再会。「おじちゃま、会いたかった!」と抱き付き涙する彼女を、優しく抱き止めてあげる寅さんなのでした…。
満男とは鳥取砂丘で合流し、寅さんと昔色恋沙汰を繰り広げたという聖子が女将を勤める旅館へ厄介になることに…。そこでの恋の再燃も、満男のドジのせいで不完全燃焼(笑)
それはさておき(笑)、不幸な境遇なれど暖かい出会いと人情に触れたことで心が融解したのか、お互いの気持ちを電話越しに伝えたことで礼子とも和解し、泉ちゃんは満男共々帰路に付きました。その車中、泉ちゃんの手に自分の手をそっと重ねる満男。その手に彼女も手を重ねる。ふたりの恋は一歩前進…。
――
長年の経験から、もはや恋愛マイスターと化した寅さん。
本作でも、恋愛に関するこんな名言が―。
「いいか。恋というものはな、長続きさせるには、ほどほどに愛するということを覚えなきゃいけない…」
…なるほど。スタートで一気に出し切ってしまうと、失速するってことかぁ…。勉強になります!
またもや満男のモノローグで締め。
人は無様に恋をする。
もう叔父さんのことは笑わない…。
だって、自分も同じことしてるから…。
・毎度役柄の違う笹野高史のちょい出演。
・相変わらず友を裏切る満男。
もうゴクミに頼るしかないのか。「ゴクミはつらいよ」である(笑)
シリーズ44作目。
泉が就職の面接を受ける為、名古屋から上京してきた。満男は両親に挨拶したりして、朝から上機嫌。
ちょうど寅さんも帰って来る。(帰って来て早々、くるまやの店員・三瓶ちゃんに商売のさくらをやらせようとして、皆に呆れさせられる)
皆が集った夕食。いつも独りで寂しく夕食を取っている泉にとっては、本当に温かく楽しいひと時。
翌日、満男も付き添って就職の面接へ。学生時代の音楽の先生からの紹介の楽器店であったのだが…、
泉の度々の転校。その原因である両親の離婚。母親の水商売。…
泉自体は何も悪くないのに、複雑な家庭事情や偏見が…。
何の力にもなってやれない満男は、自分の無力さを痛感する。
泉は気落ちしたまま名古屋へ帰る。
追い討ちを掛けるかのように、母・礼子が今付き合ってる男性と再婚したいと言い出す。
母の幸せを思えば悪い話ではないのだが(相手の男性もいい人そう)、まだ若い女の子にこれら全ては抱えきれない事ばかり。
突然、泉は家出する…。
泉は鳥取を一人旅。
偶然にもそこで、寅さんと再会。
また泉は鳥取から満男にハガキを出しており、心配した満男も鳥取へ。鳥取砂丘にて合流する。
満男と泉のラブストーリー第3章。
今回は、泉の薄幸のヒロイン像がよりクローズアップ。
確かに改めて振り返ると、泉の背景は決して幸せとは言えない。
でも親身になってくれる優しいおじちゃまやすぐさま駆け付けてくれる先輩が居て、境遇は不幸かもしれないが、周りの人たちとの交流や繋がりは決してそうではない。
寧ろ、母の再婚も素直に祝福出来ず、勝手に自分で不幸になっていたのかもしれない。
後半は久々に寅さんの恋。
鳥取の寅さんの昔馴染みの料亭に泊まる事に。
そこの女将・聖子に寅さんはかつて惚れていたが、二枚目の板前に取られてしまった。
幸せにやっていると思いきや、亭主とは死別。しかも、浮気者だった…!
酒に酔った聖子は寅さんに色っぽく言い寄って来るが…。
マドンナ・吉田日出子がとろんとした雰囲気で、寅さんと束の間の大人の恋を演じる。
またまたまたの兄の失恋を、いい歳して…と、嘆くさくら。
でも、今恋をしている満男の気持ちはちょっと違う。
恋は美しいのに、その恋をしている人は、どうしてこうも無様。
が、寅さんは常に相手を思いやり、満男も泉の為なら必死になれる。
一生懸命なその姿を笑えない。
寅さんも満男も我々も、皆同じ。