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映画 マイホームヒーロー評論(4)
一家のパパが文字通り命懸けで家族を守る物語なのだが、一歩引いて観るともっと壮大な家族愛の物語。
血の繋がりだけが家族じゃないんだな、とヤクザ者の映画を観るといつも思う。彼らもまたファミリーなのだ。
そして志野ファミリーにはイケメンしかいないのもポイントよ!
癖強すぎのキャラ達の大暴れも、なんかちょっとコミカルなのも良い。窮地に追い込まれると出る蔵之介氏の哲雄の真顔と、津田健次郎氏のぶっ飛びすぎの志野が好き。
(ちょんちょんペロリのシーンはまさかのアドリブだそうです)
蔵之介氏、哲雄の一応考えて行動するけど、基本五分五分な賭けにしか見えない行動と、そのおかげで毎度期待と命の覚悟を両方する振り幅の激しい演技がすごく上手かった!
全体を通して笑って泣けるエンタメ要素満載で、ドラマも原作も読んでなかった娘も面白かった!ととても楽しんでいました。
(途中ちょっと怖い場面もあるので、暴力的な場面に弱い人は注意。)
ドラマも気になったので、観たいです。
イベントも楽しかったー!
なんちゅう話やねん、誰を信じたらええねん…と、ぼやきたくなりながら鑑賞。
でも、すぐ近くの人は、泣いていたので、人によっては深く感動する作品のようです💕
最後の場面は、よかったです✨
講談社「週刊ヤングマガジン」連載の人気コミックを原作とする、2023年放送のテレビドラマ「マイホームヒーロー」の完結編となる劇場版。
愛娘・零花に危害を加えようとした彼氏を殺害し、彼が所属していた半グレ犯罪組織と命がけのだまし合いを繰り広げたサラリーマン・鳥栖哲雄。7年後、哲雄が山中に埋めた死体が土砂崩れによって発見され、警察官となった零花は哲雄に疑いの目を向け始める。一方、死体とともに消えた10億円の行方を追う犯罪組織のボス・志野寛治は、再び哲雄に狙いを定める。さらに、かつて哲雄の罠にはまって全ての罪を着せられた間島恭一も姿を現す。
主人公・哲雄役の佐々木蔵之介、娘・零花役の齋藤飛鳥、妻・歌仙役の木村多江、恭一役の高橋恭平らテレビドラマ版のキャストに加え、犯罪組織のボス・志野役で人気声優の津田健次郎、哲雄の秘密を知る青年・大沢隼人役で「渇水」の宮世琉弥らが新たに参加。
2 G-15
7年前に娘の彼氏を殺した父(哲雄)と、刑事捜査一課で働く娘の零花、少しだけ哲雄のやった事に手を貸してしまった母の歌仙と息子の明、一家4人に起こる話。
7年前に山中に埋めた死体が土砂崩れをきっかけに発見され、それを気にして土砂現場を見に行った哲雄は、その現場で以前に会った事のある安元刑事と再会、その現場にいた哲雄は安元刑事から目をつけられる事に…。
原作、ドラマシリーズは観てないけど、あらすじ人物像など冒頭にちゃんとあって楽しめた。
上映時間約120分の中に濃厚なストーリーというか、展開が変わる変わるで時間内に終わらない作品なのかと思ってしまう位何か詰まってる感じがした。
ストーリー、人物とだいたい理解は出来たけど大東俊介さん演じた彼の立ち位置だけが初見の私には理解出来なかった…てか、どっち?
ネットに掲載されてるに哲雄の書いた小説…と言うより気持ち、夫として父親として読む零花と歌仙のシーンには涙。
ラストの刑務所に送られてきた歌仙からの手紙、その手紙を開封する哲雄演じた佐々木蔵之介さんの泣きの演技には何か上手すぎて泣けてしまった…手紙の内容よりも演技で。
初見でしたが楽しめました!ドラマシリーズちょっと気になるな~