プロット
中国
05月03日 台灣上映
プロット
日本
04月20日 台灣上映
プロット
カナダ・クロアチア・ハンガリー合作
04月05日 台灣上映
プロット
アメリカ
04月19日 台灣上映
プロット
日本
03月02日 台灣上映
プロット
スペイン・エストニア合作
04月19日 台灣上映
プロット
ベルギー・フランス・スペイン合作
05月17日 台灣上映
プロット
日本・中国合作
04月19日 台灣上映
プロット
韓国
04月06日 台灣上映
プロット
日本
05月10日 台灣上映
プロット
イギリス
05月17日 台灣上映
プロット
ドイツ・フランス合作
05月03日 台灣上映
友よ、静かに瞑れ評論(1)
その時から劇場で公開されるまでに、この作家の小説は20冊以上読んでいた、と俺は思う。つまり北方ワールドにドップリ浸かった状態で、劇場に足を運んだのだ。
最初の印象は、かなりガッカリな感じだった。
理由は明確で、ポスターに撮影された藤竜也で造られていた主人公イメージと比べるとスクリーンに映された藤竜也の主人公は、終始ボロボロな感じがしたからだ、と俺は思う。
しかしその後、北方謙三の作品を読む度にスクリーンのイメージの方が強くなって来て、もう一度観たい!て思った時にはロードショーは終わっていて、途方にくれた覚えがある。
その直後くらいに、レンタルビデオができて、松田優作の映画なんかと一緒にしょっちゅう借りていた。当時付き合っていた女がディズニー映画中心に借りて来るので、いつもどれを先に観るかで喧嘩になったっけ。
話が横道に逸れたが、この作品のすごいところは、原作の世界観をスクリーンで表現するためにステージをまるっきり変えて、キャスティングを完璧にして、後は藤竜也をどれだけかっこ良く撮影するか、だけで出来ている単純さだ。小説の再現、に集中してメッセージ性とかは全て原作に任せる。原作が良いとこれだけで済むって事の見本だな。
ラストとかで、今ではちょっと小っ恥ずかしい表現もあるけれども、やっぱり良い映画だ、と俺は思う。