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ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇評論(6)
エルトン・ジョンがヴェルサーチで、マドンナがゴルティエか…なんか納得がいった。
ミュージカルは見てないが、この映画見る限り、なんか厨二病のにおいがする舞台だったんじゃないかなぁと思ってしまった。
あまり好きでは無いが,ドキュメンタリー系で変わったモノ観たさで試してみたと言うのも理由の1つなのかもしれない…。
正直,ファッション業界のイロハは何も知らない。
正しい言葉というモノが何(ド)れに当て嵌(ハ)まるのかは分からん処(トコロ)だが、無責任な言い方だが,“キリ“が無いと言うか,終わりが無いと言うか,身体(寿命?)の続く限り、追求出来る仕事は非常に魅力がある!なんて事を私自身{も強く思ってる中}にとっても改めて思わせた感じだった…。
※例えば職場とかの状況?環境?立場?で同じ世界で無いと,人其々(ソレゾレ)の価値観?拘(コダワ)り?なんてモノはエッ?何それ?何処がイイのか?とか,十人十色である訳だし…。 なんか話が全然違う方向に向いちゃった。
何が言いたかったのか?{私が語る事自体が身の程知らず何であろうが}ジャンポール・ゴルチエ本人はファッションショーで一生懸命にやってる姿を見て,あぁ云う事を{好きな事を仕事にしてる事}してる事自体に羨(ウラヤ)ましさを感じたのかもしれない…。
が、それを独自のセンスでコーディネートし飾り立てることができる才能を持っているのがデザイナー。だ。
それを改めて再確認しながら、楽しむことのできるエンタメへと仕立て直した映画が本作だろう。
ヴィヴィアンは先立ち、ディオールもサンローランももう居ない。ゴルチェの跡をもっと煌びやかにしてくれる筈だったマックイーンももうすでに居ない。
僕は日本人だから、特別困らないし、喪失感も薄いが
きっと本作を観て大きな喪失感を感じた欧米人は少なく無いだろう。ファッションは流れ変わっていくものである◎