「COME & GO カム・アンド・ゴー」のリム・カーワイ監督が映画監督の渡辺紘文を主演に迎え、不器用で憎めない映画監督がインディーズ映画界の底辺で自身と向き合う姿を描いたロードムービー。地元・栃木で映画制作集団「大田原愚豚舎」を旗揚げし、東京国際映画祭でも受賞歴を持つ渡辺紘文。しかし大手映画会社から依頼が来ることもなく、今では脚本も書けずにいた。そんなある日、旧知のプロデューサーから沖縄での映画制作を打診された渡辺は意気揚々と現地へ向かうが、“社長”と呼ばれる男に無理難題を押し付けられた挙句に追い出されてしまう。自分の映画を上映してくれる劇場を求めて日本各地のミニシアターを訪ね歩く旅に出た渡辺は、道中で出会った不思議な少女に導かれていく。渡辺を翻弄する“社長”役に「義足のボクサー GENSAN PUNCH」の尚玄。
あなたの微笑み評論(1)
ぽにょぽにょのお腹がキュートと言えば言えなくもないが、一緒に旅を続けるうちに、いつの間にやらぽにょぽにょお腹が愛おしく感じでしまう不思議な映画でした。私もミューズ(平山ひかる)の魔法にかかってしまったのでしょう。
初回上映から満席というインディーズ映画としては伝説的な一歩を踏み出しました。その瞬間に立ち会えてとても嬉しく思います。