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リグレッション評論(20)
題材にした作品?そんなナレーションが流れ、一寸がっかりした。
イーサンホークという俳優は、作品に出演する際には、十分吟味して
出演を引き受けると聞いたことがあるが。これは、ハテナね。出演作「しあわせの絵の具」という秀作に出会っただけに。
内容自体が時代遅れのような気がした。
エマ・ワトソン主演の映画よ!立派な大女優の仲間入りってことよ。と言いたいってか。
ケナーがグレイから貰った「十字架」の描かれた白い本。ケナーは、
車のダッシュボードに入れたままになっていませんか?
あの「白い本」が、意味するものは何だったんでしょうか。町で起こっている不可解な事件。首謀者がどう絡んでくるのか?さほど驚きではなかった。
私の見落とし、理解不足でもっと奥の深い作品なのかもしれない。
娘は嘘はつかない…自分がやったんだと思い込む父親…。
退行睡眠療法の中で浮かび上がる、悪魔崇拝教団の影…。
洗脳や思い込みが招く 混乱によって振り回されてしまう刑事の話。
登場人物皆が怪しそうに見える展開なんだろうけど、キャスティングのせいか 早々に事件の中心人物が見えてしまう。
弱々しい者の言うことが正しいと思い込むことが どれだけ危険で恐ろしいか…人間の弱点や愚かさを見せる作品なのかな。
それにしても、イーサン・ホークは良い役者さんだなぁ。
伏線もどんでん返しもありません。
悪魔崇拝と洗脳とえん罪のお話です。
ラスト結局エマ・ワトソンが悪役で全ては悪魔崇拝儀式とか妄想によるもの。全体の色使い、雨のシーンなどセブンを思わせる進め方だったが、ふわふわしており、引き込まれなかった。やっぱり現実的でないし、何となく結論読めた。