青森県北里大学に実在した動物保護サークル「犬部」を題材に、林遣都と中川大志の共演で描いた青春ドラマ。片野ゆかのノンフィクション「北里大学獣医学部
犬部!」を原案に、「影踏み」「花戦さ」の篠原哲雄監督がメガホンをとり、動物保護をテーマにしたドキュメンタリーを手がけてきた映像作家・山田あかねが脚本を担当した。子どもの頃から大の犬好きだった獣医学部生・花井颯太は、目の前の命を救いたいという一途な思いで動物保護活動を続けてきた。そんなある日、心を閉ざした1匹の実験犬を救ったことをきっかけに、動物保護サークル「犬部」を設立。同じく犬好きの同級生・柴崎涼介ら仲間たちと共に動物まみれの青春を駆け抜け、やがてそれぞれの夢へ向かって羽ばたいていく。16年後、獣医師となっても熱心に保護活動を続けていた颯太が逮捕されたという報道を受け、かつての犬部のメンバーたちが再結集するが……。主人公・颯太を林遣都、相棒の柴咲を中川大志が演じる。
犬部!評論(20)
最初にドキドキ、このワンちゃんどうなるんだろう!?って惹きつけられました。
犬猫の現状、命の大切さ
あらためて考えさせられるとても良い映画です。
是非、子どもさんなどに見て頂いて、
動物(命)を買う(飼う)重みを知ってほしいなと思いました!
本当に素晴らしい映画です!
猪突猛進でオレについて来い
タイプの主人公
青春ドラマあるあるで
懐かしい気持ちになった
ワンちゃん達の演技もgood👍で
案外連ドラもイケるかも
花井くんと柴崎くんが
2人で動物病院を切り盛りすることになる
オチなのかな〜と思ってたら
センターに戻った柴崎くん
ちょっと心配
観る前は、特別な動物好きでない自分が物語を楽しめるか、共感できるか不安があったが、青春モノあるいはヒューマンドラマとして普通に楽しめた。むしろ、今までに観た所謂"青春映画"の中で一番面白かったかも。
そしてそれは多分、脚本の素晴らしさと、キャストの演技力の素晴らしさが大きいと思う。
まず脚本。この重いテーマを扱いながらよくぞこんなに清々しい物語にしたなと。天才か。
観る前は主人公の熱血ぶりについていけるか心配だったが杞憂に終わった。他のレビューで「週刊少年ジャンプの主人公みたい」とあったようだが、まさに!ジャンプの漫画読んだ後みたいな清々しさ!終わってすぐ、もう一度観たい!と思った。
そしてキャストの演技力。一般的には青春モノって、キャストが若い分(申し訳ないが)演技力が今一つに感じることもしばしばあり、作品世界に没頭できないことが自分は今まで多かったが、この映画犬部!はキャストが全員上手い!
主演林遣都さんはもちろん中川大志・大原櫻子・浅香航大さんの演技も全員上手くてファンになりそう。多頭飼育崩壊に陥った男を演じる螢雪次朗さんも、本当にくたびれた親父にしか見えず、最高。リアルにそういう人を連れてきたのかな?って思っちゃうぐらい。
政治の世界では、自分の主張を通す為に過激な行為をしてしまい、理解してもらうどころか逆に溝が深まるというBADコミュニケーションをよく見かけるが、この映画犬部!は、先に述べたように、一方的な主張や価値観に傾くことなく、ニュートラルな視点で描くことで、余計な反感を買うこともなく全ての人を味方にすることに成功しているように思う。
動物問題に限らず、何らかの分野で世の中を変えたいと思っている人にとっても必見の、人身掌握に長けた映画だ。
3回目です。
犬猫の殺処分については知っていましたが、子どもが友だちがわりに引き取ったワンちゃんから心が離れてしまったときの様子には毎回泣いてしまいます。
殺処分を無くそうと奮闘するドクターたちの努力をたくさんの人に知ってほしい。
最後の林遣都さんの表情には希望が持てます