原悠衣のコミックを原作とするアニメ「きんいろモザイク」の劇場版第2作。外国に強い憧れを抱く女子高生・大宮忍と彼女の家にホームステイしているイギリス人留学生アリス・カータレットを中心に、高校3年生となった彼女たちの最後の高校生活を描く。高校3年生の春を迎えた忍たちは、奈良と京都へ修学旅行に行くことに。行き先がイギリスでないことにショックを受ける忍だったが、アリスは日本文化に触れられると大喜び。綾は夜の恋バナに執念を燃やし、陽子はツッコミに忙しく、4人とは別のクラスのカレンもいつの間にか一緒にいる。引率の烏丸先生と久世橋先生、カレンに憧れる穂乃花と部活仲間の香奈も加わり、楽しい時間を満喫する。そして修学旅行が終わると、ついにそれぞれの進路について考える時がやってくる。
劇場版 きんいろモザイク Thank you!!評論(17)
テレビ第1期、第2期、劇場版第1弾と観てきて
これで最終回…
とみせかけovaでその後とか描かれそうですね。
相変わらずの美少女アニメとは思えぬ変態性癖を爆発させている作品で安心しました。
以下鑑賞ポイント
・アリスの回想から始まるアバン
・海の時といい乗り物による移動から本編を始めるのは◎
・高速バス内でトーテムポールを歌う先生
(しかしフェードアウト)
・ほのかが1番変態度上がってない?
・友達のカナもセリフ多めで良かった
・ママ2人も出番あって良かった
・ほの×カレ、あや×よう、シノ×アリと推しカプの
エピソードも観れた
・烏丸先生の踊りは伝染する
・久世橋先生が初期とは比べられないぼどブッ壊れてた
・メタルギアカレン
・最後の写真にほのかちゃんの水着があったけど
その話の映像化待ってます
・原悠衣先生の集合イラスト最高
これで最後ではないと信じていてハローと挨拶をおくります。
きんモザに感動を貰った…
笑いと感動が見事に詰め込めれていた!
日常系アニメの中では傑作だと思った!
これで終わりは寂しい…
せめて続きはOVAにしてほしい!
京都アニメーションの名作でもある山田尚子監督の『けいおん!』と同じ男性を極力排除した女子高生の日常世界だが、『けいおん!』ほど日常のリアルリズムは、抑えてあり全体的に明るい彩色とポップなノリの日常コメディに仕上がって、キャラクターも若干記号的だが、これが監督デビュー作でもあるアニメーター出身の天衝監督によって演出やビジュアルに工夫があり、タダの美少女動物園アニメに陥っていない印象で、天衝監督が副監督に重きを与えて製作された2015年の2期シリーズにも美点は受け継がれいる。
特に1期第1話の冒頭から監督の力の入ったビジュアルと素晴らしいオープニングタイトルや主人公の忍とアリスの出会いと友情と別れを、短時間で丁寧に描き軽い気持ちで観ていた時にその卓越なセンスに引き込まれていった。(原作マンガでは4コマで処理された部分を原作者の協力を元に膨らました脚色も見事)
全体のサントラ出来映えも良質だが、第二話から本格的に使われたエンディングアニメも既存曲のカバーでもある「Your Voice」にシンクロさせてキャラクターが生き生きと歌うアニメーションも出色だった。
今回の完結編での一番の懸念はシリーズの総括監督の天衝氏が不在な点であり、公開から少し遅れた拝見したが、全体的に悪く無いが懸念した点が浮き彫りなったと思う。
物語の構成は、冒頭と最後を円環にしつつ、初見さんにも分かる大まかな説明がキャラクター紹介と共に入っており前半の10分ほどで映画を見慣れている人には、分かる構成になっているのは良心的でテンポもギャグもテレビと変わらず快調で、4コマ漫画ベースで学生生活最後に相応しいイベントでもある修学旅行と進路に卒業を上手くまとめてぶつ切り感も少ない。
キャラクターもそれなりに成長していて特に主人公的ポジションの忍は、多少動機に不純な印象もあるが作中で一番変わっていく。
気になるのは、最初からラストに至るまで、別れのダメージや切なさはなく進み、全体にほんわかと締め括られていくのも悪くないと思うが、それによって若干展開にメリハリが弱い。
アニメの作画もキャラクターも背景も音楽もテレビに準拠したクオリティーでアラは無いが、動きや芝居の面で平坦な印象。繰り返し烏丸先生が踊る場面などは紙芝居?かと思う稚拙さ(テレビ版では凝った作画や光る演出があった)
映画だからスケールや大事件が起こらなくても良いが、無難にまとめてられており、サプライズが欲しかった。上記の点が天衝監督が抜けた穴だと思う。
例えは大林宣彦版の『時をかける少女』の様な、ミュージカル調なカーテンコールを組み込んであると良かったと思います。
良かった点は、ムダにキャラクターを増やさずに関係性の維持と見せ場それぞれ満遍なく配分してまとめた脚本とお風呂シーンなどで本作には不要なエロ要素足さなかった節度ある演出などは、作品とキャラクターを大切にしていて好感が持てる。
個人的にはテレビでは殆ど出番の無かった忍の母親との微笑ましいやりとりを、年齢を重ね落ち着いた女性として演じた高橋美佳子の上手さが収穫だった。(エクセルガールで飛び道具的な扱いの頃から知っている声優なのでしみじみ)
エンドクレジットでの中塚武氏とRhodanthe*による曲と原作者の原結衣先生のイラストで締めも良かった。
欲を言えば、映画ならではの見せ方や演出も欲しかったけど、完結にThank you
きんいろモザイクの映画があるということで
過去のアニメシリーズをすべて見ましたが
ちなみに原作の漫画は読んでいません
映画の内容は
イギリスに帰ったアリスの回想からはじまり
高校3年生の学校生活
修学旅行、受験、卒業式の出来事を綴っていく
基本的にはテレビアニメのノリと同じようなもので
あまり劇場版っぽくない
作画がかなりグリグリ動くのを期待している人は
ちょっと物足りないかもしれません
メインの5人と穂乃果はあまり変わらない
ただ、綾が今回は暴走気味っぽく見えてしまう
烏丸先生はトーテムポールの歌よりも今回は
「合格の舞」をめっちゃ舞ってて、そのあと受験関係でほかの人も舞ってた
また、忍のお母さんとかあまり出番がなかったキャラクターも
今回は過去の作品よりも出番が多いように思う
過去のきんいろモザイクを楽しめた人は
楽しめると思うが
過去のシリーズを見てなかったりする人は
話がちょっとわかりにくいかな
当然だがファン向けの映画だと思います
余談だが、ラストの壮大な過去シリーズの振り返りは意表を突かれた
四コマ漫画原作な、尊い系萌え日常アニメ。
金髪フェチの日本人女子高生と、日本文化が大好きな金髪イギリス人女子高生が同居して、友達を交えて「ゆるい百合」程度のふりかけ、と。
事前準備は、配信でテレビシリーズ第1シーズン1話目を観ただけでしたが、十分のほほんとした空気を楽しめました。
ところで、こういう頭身低めのキャラデザインの作品だと、気になって作品世界に入り込みにくい要素が一つ。
キャラの肉体スケールに合わせて家具が小さくなり、また頭の大きさに合わせて空間が広くなる傾向が強い。
本作もその法則に従っていて、いろんな建物が広過ぎちゃって。
学校で廊下の幅の方が、教室の奥行きより広い。
主人公の部屋だけでも20畳はありそうな大豪邸。
検索したら舞台は千葉、京成臼井駅や実籾駅あたりらしく、そうか千葉県は土地が広大だからな、と納得……しにくい(笑)
これ、テレビシリーズの『名探偵コナン』でも、時々あるんですよね。