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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ評論(17)
しかも実写ではなく、アニメーションで。
当初は違和感無く見られるか不安ではあったが、始まってみればまったく違和感無く観る事ができた。
冒頭から手に汗握る展開で、アナキンとオビ=ワンの活躍をこれでもか!と観られることができるのは実写版とは違った味わいで個人的には嬉しい誤算。
そして、本作では「ダークサイド」の「ダ」の字も出ない迷いの無いアナキンを観られる貴重な作品だったと思う。
ライトセーバーバトル、ジェダイとシス卿の戦いとファンのツボに応える映像も多数あり興行以上に僕は高評価です。
もちろん、一見さんお断りな雰囲気があるゆえに万人には薦められないが、実写版SWをすべて観た人には薦めることができると思う。
続きはテレビのようだが、間違いなくDVDセットは買っちゃうな~。
さて、劇場公開された本作ですが、私のようなダイ・ハードなSWファンにとっては非常に満足のいく出来でした。レビューで酷評され、IMDbでも10点満点中5点という低得点を独走中。劇場もすかすかのこの作品。決して、万人受けするものではなく、これまでの劇場実写エピソードI~VIまでの6作品を期待して見に行こうとしている方は行くの止めたほうが良い、と断言します。少なくともTV放映された2Dアニメの"Clone Wars"を見たことのあるファンにしか受け入れられないでしょう。そういう意味では、スピード・レーサー同様、賛否両論となるであろう本作品。TVシリーズのプロローグ的作品ですから、一般の方には1800円の価値はないといえます。気をつけてください。
前置きはこのくらいにして、あらすじは「Episode IIとIIIの間のクローン戦争の最中、アナキン・スカイウォーカーはオビ・ワンの差し金で若きパダワン(弟子)を迎えることになる。このパダワンが数年前のアナキンに輪をかけた無鉄砲なおてんば娘であった・・・。」というところから始まります。とにかく、このパダワンとアナキンのやり取りが微笑ましかったです。登場人物のルックスが2DアニメのClone Warsと同様、見始めはかなり違和感がありますが、すぐに慣れます。声はC-3POとメイス・ウィンドゥ以外は実写版と違うのですが、これもすぐに慣れます。
この作品はファンは本当に必見で、旧3部作のとってもマイナーなB-ウィング・ファイターの原型のような宇宙船が今回のメインマシンだったり、あの〇。〇の息子や親戚が出てきたり、ファン垂涎のバウンティハンターやドロイドが登場してきます。とにかく、これからのTV放送が本当に楽しみです。個人的にはファルコンが出てきてほしいところですが・・・。ちなみにスコアは、私がスターウォーズファンであるからの点数であって、映画としてはB-くらいの作品ですのであしからず。
SWは吹替えで観ることが多いのですが声優さんも同じで安心しました。
残念だったのはBGMがオリジナルとは全く違う事。
恐らく権利の問題とかなのかな?
最近始まった反乱者たちでは、その辺りは問題なく良かったですね。
キャラクターデザインもゲームなどでは実写に近い描写も実現しているので、このデザインは少し受け入れがたいところもありましたがアメリカぽいなと思います。
見慣れればどうという事はないですね。
物語としてはアソーカの存在が大きいでしょう。
初めて観た時はアナキンに弟子がいた事に驚きました。
ここからテレビシリーズにつながっていくわけですが、その話もまた面白かった。
もうすぐエピソード7ですね。
早く観たい!!
でも、作品自体はそこそこ楽しかったのだけれども、その一方で「これはSWであって、SWでないなぁ」と思ったのも事実。例えば、版権の関係なのか、ジョン・ウィリアムズの「SW」のテーマ曲は微妙にアレンジされ別バージョンになっているし、「SW」シリーズでお約束の、オープニングロールでのストーリーの説明がないから、違和感を感じてしまった。
まあでも、「SW」の世界観が好きな人なら楽しめるでしょう。なお、1点だけ不安なのは、この後のシリーズを日本で観ることができるのだろうか?という点。おそらく劇場公開はもうないだろうし、噂によると、「SW」TVシリーズ放映の権利をどこも買ってないらしいので。。ファンとしては、やっぱり続きが気になって仕方がない(笑)。
ただストーリーを展開していくだけではなく、
重要なポイント、キャラクターをタイミングよく
登場させているトコロは抜群です。