ザ・フー:アメイジング・ジャーニー
プロット
イギリス
11月22日 2008 台灣上映
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム
プロット
アメリカ
01月07日 2022 台灣上映
スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
プロット
アメリカ
06月16日 2023 台灣上映
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION
プロット
アメリカ
09月09日 2022 台灣上映
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アメイジング・スパイダーマン評論(20)
アメスパ2の印象が強すぎて無印のイメージ無いが、内容は面白いし、新しいスパイディの感覚がズバズバ刺さる。
ここから2ではゴブリン達やアイツらがスタイリッシュに出てくるから面白いよなーやっぱ。
ストーリー的にはそんなにオリジナルと変わらなく、何故作り直したか分からないが、個人的にはこちらの方が好きかも。
今回の仕切り直し、監督が『(500)日のサマー』のマーク・ウェブと聞いた時には正直はぁ?と思いましたが、今回全体の7割方を占める学園青春ドラマパートの軽快なポップさと今回のヒロイン、グウェンの端正な美しさは間違いなく彼の功績。諸悪の根源がピーター自身の行動が原因という前回よりもヘビーなテーマもベテラン陣による助演で静かにじっくり描かれる。
オマケとしてとっても嬉しいのが80年代初頭にあの宇宙人映画を観てる人には涙が止まらないアノ人の活躍。前シリーズでグリーンゴブリンに石を投げたNYC市民達に匹敵する感動をたった一人で捻り出してくれます。アクションシーンはかなり地味めなので3Dでの鑑賞は正直オーバースペックだったと思いますが、映画としてとても素晴らしかったです・・・エンドクレジット中に被せてきた日本版テーマソング以外は。
トビーマグワイアのピーターを知っているのでなおさらそう感じる。
ただのトカゲ男がヴィランっていうのも地味過ぎて全然ワクワクしない。
ストーリーも終始ラブロマンスみたいに緩慢でダラダラしてる印象。
そもそもこの監督、湿っぽいヒューマンドラマがお得意の模様。
ヒーローもののアクションなんて向いてないんだと思う。
サム・ライミ版があるのになぜアメイジング版を作るのか公開当時は謎でしたが、観てその意味が分かりました。
一言で言うと、サム・ライミ版は、コミカルなヒーローで、アメイジング版は、人間的なヒーローだ。
ポイントとしてサム・ライミ版とこのアメイジング版のヒーロー像が全く違うところ。
サム・ライミ版のピーターは、大切に育てられて期待に応えようとするいい子ちゃん、苦悩を表に出さないいつもニコニコして自分の中で問題解決をしようとする。正義感はあまり描かれず、彼女のことで頭がいっぱいな青年。
アメイジング版のピーターは、いじめられている子がいたら助けてしまうような正義感があり、親がいないことに寂しさを感じながら生きてきて、生き方や生きがいを感じながら生きている孤独な青年。
ヒーローには恋の話も付き物だが、サム・ライミ版は好きな子が居て初めから好き好きオーラ全開。アメイジング版は、自然な出会いに次第に惹かれあっていくところはなかなか初々しい。
私は派手なアクションより人間ドラマが好きなので、サム・ライミ版の薄口でマンガチックな人間の描き方より、アメイジング版の方が心情を描いていて心にしみ感動しました。
両者の描き方が全く違うので、人によって面白みを感じるポイントも違うので、どっちがどっちとそれぞれ良い作品であるので好みで別れるでしょうね。
私はこちらのスパイダーマンの方が断然好きになりました。
初めいじめっ子だったフラッシュが次第にいい奴に変わっていきます。そして最後にはスパイダーのシャツを着るまでに変わります、こいつスゲェと。
現代にスーパーヒーローは居ませんが、光のある行動が人を変え、世界を変えていく力があることを、子供が見る映画で見せていくことはとても素晴らしいことです。
また悪役もとても良かった。見た目の派手さは無いかも知れないが、化学者の心情の描き方も上手く、手が復元した時は本当に感動もの。
最後には善人に戻るのも凄く良かった。
罪というのは人間の欲望なのだろう。歪んだ欲望がされば善人なのだ。
薄っぺらいヒーロー映画が多い中、今の時代でもこんな素晴らしいヒーロー映画を作れる人がいるのに嬉しくなりました。
ヒーローには、スーパーマンのように地球外からやってきた宇宙人と、人間が超人的な力を持つタイプがありますが、スパイダーマンは後者なので、人間的な悩みや葛藤、そして人間の子供というところ、子供ならではの無鉄砲さ純粋さユーモアがあり、子供が世界に触れ大人になっていくところは、誰もが経験するところ。ドラマとして面白くそこをきっちり描いている本作によって、スパイダーマンが人間ということが最大の魅力だと再発見しました。