わるいやつら
プロット
日本
06月28日 1980 台灣上映
かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない
プロット
日本
12月17日 2022 台灣上映
あらかわ
プロット
日本
11月06日 1993 台灣上映
くらわんか!
プロット
日本
07月01日 2017 台灣上映
かわいい女(1969)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
さよなら。いつかわかること
プロット
アメリカ
04月26日 2008 台灣上映
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やわらかい手評論(7)
伝説の女優として、恋多き女として、波乱の人生を歩んで来たマリアンヌ・フェイスフル。彼女のトボトボと歩く姿。人には話せず困惑する辺りや吃驚する顔、息子に責め立てられ苦悩する姿。それら全て彼女の一挙手一投足こそが、この作品が一部分風俗産業を背景にしていながらも崇高な高みに到達する要因になっている。
本来は「あんな人の善い支配人なんか居ないだろう!」と言いたいところですが、そんな意見さえも彼女の立ち振る舞いの前では無意味に思える程でした。
尤もちゃっかりと“試し”ちゃってる訳ですけどね(笑)
郊外の退屈な生活で噂好きの似非セレブ住民と、低所得達の対比を挟む込む風刺的情景を盛り込みながら、1日の終わりは必ずフェードアウトで示すさり気ない演出は作品に独特のリズム感が出ています。
頑張ってはいるのにどうにもならずに悲しみ呉れている人。社会からはみ出されてしまった者。何よりも世の中の大多数を占める低所得層に対する愛情を感じる作品ですね。
(2007年12月17日 Bunkamura ル・シネマ2)
映画「やわらかい手」(サム・ガルバルスキ監督)から。
幼い孫を助けたい一心で飛び込んだ未知の世界で
新たな人生を見つける初老の女性を演じるハートフル・ドラマ。
うん、その未知の世界が、大変な世界であった。
なんと「性風俗店」、それもタイトルから想像して欲しい。
「手のひらのイリーナ」(IRINA PALM)として、大人気となるが、
本人は、自分のことを「年増でサエない中年女」と称する。
しかし、その店のオーナーは、彼女の魅力を認めながら、呟く。
「そんな女は雇ってないぞ」
(おまえは、年増でサエない中年女なんかじゃないよ)の意味を込め。
この言葉で、彼女は輝きを増していく。
彼女の人生にとって、重要なキーワードだったな・・と、
物語全体を振り返ってみても、そう感じるシーンである。
もう1つ、この台詞もインパクトがあった。
店のオーナーが、冒頭、性風俗の世界に戸惑う彼女に諭すシーン。
「客は、女の感触を求めてやってくる。わかるか?」
そう、手だけで、女の感触を伝えるのは、天性のものに違いない。
テクニックだけでは、そうはいかないことを承知で、語った。
そして、お気に入りのラストシーン、その後のシーンはなく、
お互い惹かれ合った2人の無言の「キスシーン」で終わる。
う〜ン、久しぶりに、素敵な終わり方だった。
愛する者の手術費用を稼ぐため、性風俗サービスの世界に飛び込んだ女性の話。これだけ読むと、ある意味ありがちな話と思う。しかしこの映画は、主人公が中年女性であり、愛する者はその孫、というのが珍しい。
井筒和幸監督の映画『パッチギ!/LOVE&PEACE』には、兄の息子のため、映画のプロデューサーに体を売るというシーンが出てきた。体を売るというのは、若いから出来るのであり、孫のいるような中年女性では普通は話が成り立たない。しかし、風俗店オーナーが東京で見てきたという、手でイカせる「手コキ」のサービスという方法で、この問題をクリアさせた。客からはサービスしている女性の姿は見えないのである。
「テニスひじ」ならぬ「ペニスひじ」という職業病を経験したり、自分の息子(孫の父親)から「売春婦」とののしられたり、近所のおばちゃん達からいろいろ言われたりするという、受難に遭う。それらを乗り越えて、主人公は自分の意志を通すのだ。その姿に誰もが感動するだろう。
また、この映画では資本主義の論理がいろいろ出てくる。主人公は何の技能も持っていないため、職業安定所から門前払いを食らわせられる。主人公に「手コキ」のサービスを教えた先輩女性は、主人公が売れっ子になったせいで職を失う。また、この「手コキ」のサービス自体が、性風俗の中でも、早くて安いお手軽サービスで、資本主義的な合理主義の権化のような気がする。どれもこの映画の舞台となっているイギリスのみならず、日本やそれ以外の国でも、同じことが起こりえる。資本主義の怖さである。
性風俗という、知られざる世界に飛び込み、そこで翻弄される主人公。それをどう観るのか、多くの人(得に女性)に疑似体験してもらいたい。
「おばあさんが孫の手術代を稼ぐために手コキ屋さんで働く話だよ」と聞いて見てみたのですが、それ以上でもそれ以下でも無く…という感じでした。
この「」内以上のことは特に無かったので特に驚きや意外性はありませんでした。
辛気臭くならず、軽いタッチで描かれていて良かったです。徐々に自分に自信を持って行く主人公は魅力的な女性でした。