90年代に生きる、いわゆる″ジェネレーションX″の若者たちが社会の様々な現実に向き合う中で、本当に探し求めていたものに出会うまでを綴った青春映画。スタッフ、キャストとも同世代の若者たちが多く参加し、等身大の青春群像を描き上げている。MTV感覚と映画的センスを融合させた演出も見もの。監督・主演は米のTV界で活躍し、これが監督デビューとなる28歳の新鋭ベン・スティラー。製作は「ジュニア」などで俳優として活躍するダニー・デヴィートと、マイケル・シャンバーグの共同。脚本は、本作がデビューのヘレン・チャイルドレス、撮影はエマニュエル・ルベスキ。音楽はオリジナル・スコアをカール・ウォリンガーが書き、76年の全米一位のヒット曲となった、ザ・ナックの『マイ・シャローナ』を筆頭に、ビッグ・マウンテン、U2、レニー・クラヴィッツ、ダイナソーJr 、リサ・ロエブ&ナイン・ストーリーズなどの挿入曲が全編を彩る。出演は「愛と精霊の家」のウィノナ・ライダー、「生きてこそ」のイーサン・ホークほか。
リアリティ・バイツ評論(5)
周りからは「やる気のない世代」と言われた時代。彼らの現実はその通りなのにか?しかし、彼女は悩み考えている。
ただ、ヒロインの自分のことが上手くいかなかった時に誰かに当たる姿は見てて痛い。。。でも、あれは自分が情けなくてしかなかったのかもしれないな。
結局は親の脛齧り"ジェネレーションX"世代って、大人になれない甘ちゃんな若者たち、個人的には次の世代、全く共感出来ずな感覚。
アパレルで店長まで、あの娘が一番マシかと思いきや、ヤリマン素振りでエイズを気に始める自業自得。
ゲイの彼をもっとフィーチャーさせるべき、大学馴染みの友人から三角関係に、ただの恋愛映画に収まった青春モノにしては凡作。
少し冷静になった時に自分が見えてきて、楽しくなったり、地道な蓄積が活かせる時が来る。
そういう意味では、そう深みのない話だった。
90年代に生きる、若者たちが社会の様々な現実に向き合う中で、本当に探し求めていたものに出会うまでを綴
った青春映画。
何をして良いのかわからない。しかしいつまでもこのままではいけない。現実は厳しい。
TV局で働いて自分で映像作品を撮ったりしているリレイナが実は一番先を考えていないような………
何もしていないトロイが一番未来を考えている。考え過ぎているのかな?
近くにいる大切な人に気がつきハッピーエンドみたいに終わるけどリレイナとトロイは、今後どうするのだろう? 仕事は?夢は?本当に探し求めたのは恋人なの?
音楽も良いしウィノナ・ライダーも可愛いしイーサンホークも良いのになんか惜しい
ショートカットが最高。イーサンホークも同じくらいのショートでふたりとも美しかった。
「君と僕と、あと5ドルあればいい。」は名言。
悩む若者が行き着く答えな気がする。
しかしなあ、ベンスティラーいる?
話的に三角関係要素が不要な気が…
最初の卒業スピーチから始まるのも、若者がたむろって自分の生き方迷ってくのもすごく引き付けられたんだけど、ラストがあれだと、ただの恋愛モノになっちゃうよね、それでいいのかもだけど。
コンビニでマイシャローナ歌うシーンとか、曲も演出もよかったのに勿体ない映画でした。ちゃんと笑えるシーンもあったからよかったのに。