I(アイ) 人に生まれて
プロット
台湾
09月22日 2023 台灣上映
泥にまみれて
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04月07日 1951 台灣上映
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プロット
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09月04日 2020 台灣上映
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7月4日に生まれて評論(8)
トムはこれでアカデミー賞狙ってたのでしょうが。
企画倒れでした。
普通に成長したヤンキー青年ロニー。早く入隊して共産主義を阻止したいと望むばかり。67年には軍曹になり、ベトナム前線にいた・・・そこで発見した非戦闘農民の虐殺死体を発見し、動揺している隙にベトコンの攻撃を受ける。パニックに陥ったロニーは味方を射殺。
68年、負傷したロニーは下半身不随となってブロンクスの海兵隊病院にいた。人間扱いしてくれないと思いこんだロニー。国はベトナム関係の予算削減。そうした状況でも脚を切断せずに退院。家に帰ると、弟トニーが反戦運動に参加していたり、時代の流れについていけないロニー。久しぶりに会ったドナともプロムの思い出を語りたかったのに、彼女もまた反戦運動を。
メキシコに旅行に行き、チャーリー(デフォー)という男に会い売春婦をあてがわれ、荒んだ心が変わった。自分が誤射したウィルキンソンの遺族を訪ね謝罪する・・・そして共和党大会を前にした反戦デモに参加して、帰還兵として反戦を訴えるロニー。
ベトナム帰還兵による戦争後遺症もこれくらい自然で、一般的兵士を扱ってるとストーリーに入りやすい。ただ、戦争の描写は弱いし、全体的に悲惨さも伝わらない演出。トム・クルーズのリハビリ姿だとか、チンコが勃たないことを強調した姿、やけっぱちになる雰囲気が良かっただけに残念。『プラトーン』で描いたからもういいって感じの・・・弱さが。
トムの演技はアカデミー賞ダントツの印象を受けるのだが
反戦がテーマだからか
トムが嫌われてるのか
トムは役作りで髪の毛を抜いたらしい、毛根が見えないように
子供の頃に描いていた夢は、「本物の男」になること。それに向かって一直線の7月4日生まれの主人公の生涯を描く。独立戦争で舞い上がったケネディ政権下のアメリカを舞台にロン・コーヴィックを演じたのはトム・クルーズ。
この映画に出てくる「本物の男」という言葉が漠然とし過ぎているのがポイントである。ロンが通っていた学校での海兵隊の講義がロンのこれからの人生を左右することになるのだが、講義のせいで「本物の男」=「国のために生きる人」とロンは捉え、ベトナム戦争で戦うため軍人となる。だが誰もこの功績を讃えない。なぜなら、身近な人間が皆戦争に反対していたからである。どんな理由でさえあの酷すぎる戦争を共感してくれないことに対して激しく怒りを覚えるロン。しかし、ロンは気づく。「本物の男」の本当の意味を。それは自分が正しいと思った道を誰の干渉にも耐え突き進むこと。ロンは最後、軍人であったのにも関わらず戦争反対デモの中心人物となった。これはつまり、ロンの成功への階段を描いた希望が湧く作品だ。今一度、夢に対する自分を客観視してみよう。