アメリカ中西部の保守的なある町を舞台に、35歳にしてすでに更年期を迎えた一人の女性教師の苦悩と旅立ちを描く。製作はレイモンド・ストロス、監督はTVムービー「ホロコースト」のマービン・チョムスキー。ウィリアム・インジの原作を基にポリー・プラットが脚色。撮影はアレックス・フィリップス・ジュニア、音楽はアーネスト・ゴールドが各々担当。出演はアン・ヘイウッド、ロバート・ボーン、ドナルド・ブレザンス、アール・ホリマン、ジョン・ラファイエット、ダナ・エルカー、キョロリン・ジョーンズ、ドロシー・マローン、ロニー・ブレイクリーなど。
さよならミス・ワイコフ評論(3)
GYAO!レビュアーの皆さんが高評価付けてるのにも、また驚きました!
四十年前にこの作品!てのは、この主演女優さんその後かなり大変だったのでは?と勝手に邪推しました。
すげェです。
・・逆の意味で『人に施しや恩恵を与える人物が損をする』と言う、今の時代に則したテーマなのかも知れません。
日本と特亜。
サイレントマジョリティーとノイジーマイノリティ。
思慮深き人物と馬/鹿者。
アリとキリギリスで、キリギリスが嗤う時代に、残念ながらなりそうです。
ミスワイコフに、亡国カルタゴを重ねてしまいました。
結びに、一言だけ。
リービングラスベガスとかダンサーインザダークとか、そんなのと同じテイストの作品です。
閲覧は自己責任で!!!要注意!
オススメ度】☆ゼロ
デートで見る度】☆ゼロ
ポルノ度】☆⑤
(*GYAO!レビュアーの皆さんが、これは人間ドラマだ!と、ほぼ全員仰ってて、かなりビックリ!)
思っていたよりずっと力のこもった力作です。前半35歳まで一回もクモの巣掃除されたことのないワイコフ先生が、クモの巣張りっぱなしからくるノイローゼを何とか克服するまでの描写がなかなかいいので、余計後半黒人青年に犯されてからずるずると関係を持ってしまうのにはやっぱりあんな事をするべきではなかったと思わされるけれども、表面あんなに立派な非の打ち所のない教師であるだけに、やっぱし性というのは恐ろしいんだなあ、とタメ息が出ます。でも今度からは彼女なら仕事の面と私生活と面とをちゃんとバランスを保ってやって行くだろうと信じます。“しっかり!いいことがありますように!ワイコフ先生”。アン・へーウッドは全編を支える好演。〈38年前初見の時の感想〉