いつか誰かが殺される
プロット
日本
10月10日 1984 台灣上映
いつか晴れた日に
プロット
イギリス・アメリカ合作
06月01日 1996 台灣上映
いつか、いつも……いつまでも。
プロット
日本
10月14日 2022 台灣上映
いつか来るさよなら
プロット
日本
12月17日 1969 台灣上映
いつの日かこの愛を
プロット
香港
03月16日 1991 台灣上映
いつか、また
プロット
中国
04月11日 2015 台灣上映
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いつかギラギラする日評論(17)
ハッシュタグ。酒、煙草、車や音楽。ピストル、銀行強盗。ロックやブルース。ハードボイルド。殺るか殺られるかーーとにかく、健全・健康を気にするなら見ないで下さい。
ピカレスク系が放つロマンティシズムに少しでも興味があるなら。一度観て、想いを馳せた後にもう一度……で、癖になって下さい。
抽象的ですが、そんな映画です。
ただ一言「カッコいい」につきる。
ショーケンの、言葉のない叫びがサイコーです!
文句ナシ!
ーーと、言いたいが、ロックとブルースを比較しないで!ってもどかしさが個人的には残りました。
嗚呼。
でも、やっぱりシビれるのは世代のなすべきモノか?
現代のセンスでリメイクしたら……全く別物になるでしょう。
もっとポップでハードになるでしょう。
ですが!
やっぱり深作節ってのが、確実に。
在るのです。
そんな映画でした。
いやぁ……マジメに書いたなぁ……
続ける深作欣二監督。
この作品も暴れっぷりや裏切り、破壊、
カーアクション、銃撃シーン等半端ない。
特にショーケンの、銃操作のリアルさ。
マガジン交換してスライドさせてと
一連の流れがスムーズでまるで本物
を扱っているみたい。
また、SUVがバリバリとパトカーを
あんなに数多く、ぶっ壊すシーンも
圧倒的で面白い。
ピカレスクでもハードボイルドでも
ある一発をねらう犯罪者達のストーリー。
まるで極上の小説を読んでいるよう。
荻野目慶子、木村一八、若手も
ぶっ飛んでる本当に文字通りギラギラした
役を演じている。萩原健一、多岐川裕美
千葉真一、石橋蓮司、そして
あくの強いキャラ故原田芳雄が
メンバーを名演しています。
とにかくスゲーぜ。
序盤は”ナンジャコリャ?”と思って見ていたのですが途中からなんだか楽しくなってきちゃいます!
銃撃戦、爆破シーン、カーチェイス…とアクション・シーンは日本映画にしてはよく健闘している方じゃないですか。
惜しげもなくパトカーをブッ壊していたカークラッシュも爽快でした。
ただ、作品自体が松竹のカラーじゃなかったんですよね〜。
深作欣二監督と言えば、東映の実録路線のヤクザ映画の人だから、出て来るヤクザのザコ・キャラなんかも、東映作品からそのまんま移植したような騒々しさでひたすら苦笑い。
ショーケンとの初タッグで素晴らしい化学反応を見せていた作品なのに、見事なぐらいにコケましたな。
だけど ラストで見せる熱き男の血がたぎるショーケンと木村一八とのガチバトルには興奮しましたね。
こんな品行方正とは無縁のエネルギッシュな日本映画は、もうこの先、生まれて来ないかもしれない。