ひめゆり
プロット
日本
05月26日 2007 台灣上映
日本女侠伝 激斗ひめゆり岬
プロット
日本
11月19日 1971 台灣上映
あゝ同期の桜
プロット
日本
06月03日 1967 台灣上映
めぐりあい(1968)
プロット
日本
03月27日 1968 台灣上映
あゝ海軍
プロット
日本
07月12日 1969 台灣上映
あゝ零戦
プロット
日本
09月04日 1965 台灣上映
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あゝひめゆりの塔評論(10)
調べてみると、ひめゆり学徒隊、ほぼ全員が…言葉をなくします。今、戦争になどなれば日本人全員がひめゆり学徒隊のようになってしまうでしょう。
反戦教育は本作を鑑賞させるべし!さすればサユリストも永遠に増え続けていくことでしょう(笑)
脚本の出来が今ひとつ。
何故、尊敬していたとはいえ死んでしまった校長の亡骸の回収を、ヒロイン吉永小百合は、好意寄せる浜田光夫にさせようとするのか?予想通り射撃の的となる浜田はイヌ死にで、納得がいかない。
周りにも登場人物にも悪い奴は誰もいず、米軍の姿も全く見えず、戦争という名の天災?に襲われる学徒達の姿を描いた様相。沖縄戦に対する考察は、取り敢えず無しにすることにしたらしい。
要するに、その時代のスーパーアイドルたる吉永小百合をいかに可憐に美しく魅力的に見せるか、その舞台設定がひめゆり学徒隊と戦争と思ってしまった。まあ、アイドル映画と見れば、踊って歌って、久しぶりの水浴での水着姿?まで見せられて、良く出来ているとも言える。
飛んで来る敵機とそこからの銃撃はそれなりに迫力があった。また、手榴弾による自爆や青酸カリ牛乳による自死は悲惨で、自分的には無意味(あっさりと死ぬくらいなら、捕虜になってチャンス窺って再度戦うべきことを教えるべき)。自分も多少そうだが、この映画が引き金となり、ひめゆり部隊、沖縄戦、さらに前の大戦の歴史的事実に関心が向けば、それは意義があるでしょう、というのが制作側の言い分でしょうか。
先日亡くなった若き日の渡哲也が水先案内人として登場しているのは、嬉しかった。また、沖縄での熾烈な地上戦があったからこそ、本土決戦が避けられ今の日本が存在することの認識の必要性を改めて思う。
米軍が上陸してくるまでの、とても普通な女学生と教師たちが生き生きと描かれその後の悲劇を際立たせる。
これは白黒でないと無理だ。
たとえ映像からは目を背けても、このような悲劇があったことからは目を背けてはいけないですね。
白黒でありながら悲惨さが伝わってくる佳作である。
前半の学校や家庭での生活と後半の戦場シーンとの対比が際立ち、特に後半は一気に時勢に押し流される展開となり個人の力ではどうにもこうにもできない様が映し出される。
年頃の娘を持つ身としては本当にキツイ映画である。ただの反戦映画ではなく生身の人間が抗いようのない歴史の波に呑まれていくことを映像を通して感じ取れるのではないか。学童疎開児を含む1484名が犠牲となった対馬丸の件(くだり)も悲しかった。
今年で終戦から75年経過。大戦での犠牲者のみならず多くの悲しい思いを抱えて旅立った魂に弔意を捧げます。
機会があれば1953年の初代ひめゆりの塔も見てみたい。