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月山 プロット 日本 10月20日 1979 台灣上映
里山 プロット 日本 08月22日 2009 台灣上映
山歌 プロット 日本 04月22日 2022 台灣上映
山猫 プロット イタリア・フランス合作 03月17日 2019 台灣上映
山桜 プロット 日本 05月31日 2008 台灣上映
山女 プロット 日本・アメリカ合作 06月30日 2023 台灣上映
眉山評論(10)
涙が溢れてきてしまう、そんな作品です。
松嶋菜々子、宮本信子は柱ですから、
目立って当然ですが、注目してもらいたいのは、
円城寺あやさんと、故山田辰夫さん、のお二人。
この二人なしに、この映画は成り立ちませんね。
主役2名のやり取りで映っているセリフのない
二人のシーンは絶品です!!メインでないのに、
キッチリ2名を際立たせるべく、引き立て役に徹しています。
特に、阿波踊りを観る最後のシーンは秀逸です!!
是非、この作品は脇役に注目してご覧ください。
映画「眉山」(犬童一心監督)から。
観ようと思った動機が、物語の主人公である母役と娘役が、
宮本信子さんと松嶋菜々子さんだったので、不純ではあったが、
観終わると、さだまさしさんの原作らしい「爽やかさ」が残った。
特に、末期がんに冒された母、龍子さんが
献体支援組織「夢草会」に登録をしていたことが印象的である。
インターネットによると「献体」とは「医学および歯学の発展のため、
また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、
死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、
遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに
提供することである」
いくら医療技術が進もうと、医師が扱うのは「生身の人間」であり、
それは、どれくらい多くの解剖(手術)を経験してきたかにより、
医師として自信がついてくるものではないか、と思う。
家族(遺族)としては遺体が長い期間戻らず、ヤキモキするだろうが、
「献体がなければ医者は育たない。お母さんはそういう深いところで
医学を理解しているんじゃないですか」という台詞が示す通り、
死んでも、社会の役に立とうとする献身的な心構えがあるからこそ
生きている時も、悪いものは悪い、ダメなものはダメと、
誰彼とはなく、叱ることが出来るのだろう、と羨ましくもあった。
「生き様」だけでなく「死に様」をも考えさせられた作品として、
私の今後の生き方の参考にしたい。
P.S
親子(母娘)をテーマにした映画で「また親子丼か」という台詞、
意味もなく可笑しくなりメモしてしまったが、考え過ぎだろうか?
コントラストがよかった
阿波踊りにもっと焦点を当ててもよかったような…
さだまさしの原作も読んでみたいな
素直な映画で、よかった
松嶋菜々子にとにかく見とれた☆
宮本信子も綺麗だった。