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こころの湯 プロット 中国 07月07日 2001 台灣上映
アトランティスのこころ プロット アメリカ 05月18日 2002 台灣上映
石ころの夢 プロット 韓国・日本合作 05月29日 2010 台灣上映
こころ(1955) プロット 日本 08月31日 1955 台灣上映
あのころ僕らは プロット アメリカ 01月12日 2002 台灣上映
犬ころたちの唄 プロット 日本 02月19日 2022 台灣上映
檸檬のころ評論(2)
初々しさ、制服姿に、まず萌え~。
吹奏楽部の指揮者で優等生の加代子。野球部の西の気持ちに応えられずにいる。
音楽ライターを目指す恵。軽音部の辻本から作詞を頼まれ…。
二人の女子高生の淡い恋模様が交錯して進むが、個人的に谷村美月演じる恵のエピソードの方が好きだ。
クラスの誰とも絡まず、常に一人でポータブルプレイヤーを片時も離さず、せっせと音楽評を書く地味女子。クラスでキャーキャー盛り上がれば、執筆に身が入らず苛々。
書く評は拙く、才能なんてまだまだな事なんて自分が一番知っている。
そんな時音楽談話で意気投合したのが、軽音部のイケメン。
気兼ねなく話せたり、二人で見晴らしのいい場所に出掛けたり、一緒に帰ったり、ざわざわとときめく。
ところが、がっかりするような言葉をかけられ…。
ベタな青春ラブストーリーではなく、切なさ、いじらしさ、きらめきを瑞々しく。
このタイトルがいいね。
ほろ苦く、甘酸っぱい、青春の味。
ちなみに私のあの頃の味は…
無味無臭かな。
谷村美月は音楽ライターを目指すロック少女。いつもウォークマン(いつの時代?)で音楽を聴きながら、ノートに気に入った言葉を書き留めている。あるとき、自分と同じように音楽を感じている軽音楽部の辻本に心惹かれてゆき、作詞を頼まれたことから急接近するようになった。高校時代には似たようなことを経験しているだけに、この2人の関係に心つかまれる思い。最近では『ラブソングができるまで』でも似たような関係になってましたが、高校生の2人は純情そのもの。しかも、仲のいい後輩に音楽ライターの夢をくずされるというショッキングな出来事もあり、谷村美月の悲しむ姿がとてもいいのです。そして、クライマックス(?)の学園祭コンサートシーン。歌う林直次郎、走る美月。口ずさんでいた歌詞がそのまま歌われてるよ~~頑張れ美月!
初恋はレモンの味・・・酸っぱさ、ほろ苦さ。映画では甘酸っぱいなんて味は感じられないほど、苦い思い出ばかりを残したかのような主人公たち。苦悩、挫折の経験が彼らを大人にしていくんだな~と、オヤジ的な発想にもなってしまいます。ただ残念なことに、5人の比重がかなりアンバランスでもあり、5人のエピソードなんて要らないんじゃないかと思えるほど。やっぱり美月ちゃんです。鑑賞時には化粧は薄くしたほうが良さそうです。黒い涙が流れ落ちるかもしれませんし・・・
当時、映画館にて