さんかく
プロット
日本
06月26日 2010 台灣上映
窓のしずくと動く赤ん坊
プロット
アメリカ
07月07日 2001 台灣上映
さくらん
プロット
日本
02月24日 2007 台灣上映
ぼくの伯父さん
プロット
フランス・イタリア合作
04月12日 2014 台灣上映
プー あくまのくまさん
プロット
イギリス
06月23日 2023 台灣上映
はいからさんが通る
プロット
日本
01月01日 1987 台灣上映
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さんかく窓の外側は夜評論(19)
『聖なる犯罪者』というポーランド・フランス合作の映画が1週間前に公開されています。
人間の業ともいうべき罪を帯びた振舞いや〝赦し〟という概念の在り方など、我が身のこととして考えさせられる作品です。2017年に公開されたマイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデルの『光をくれた人』と同じく西洋社会ならではの宗教的概念と現実社会の人間における罪と赦しについて、日本人である我々にも深い思索の機会を与えてくれました。
だからこそ言いたいのです。
この映画だって、深く思索させられる作品にできたのではないか。
この作品世界にも、前述した洋画に匹敵する精神世界の葛藤を描くチャンスがあったように思うのです。
ラストシーンの平手さんの左腕に刻まれた徴(しるし)は、もののけ姫で描かれたタタリガミとたぶん同じ種類の情念です(勿論、北川景子さん他ウラミ殺しされた多くの人たちの魂も含まれているはずです)。
殺された人の恨みやイジメなどに伴う負の情念は、理解することはできても、そのまま社会に増幅・拡散させてはいけない穢れなのだと思います。
ダメなところばかりの私たち人間ですが、一方で併せ持っているはずの寛容さに根ざした〝赦し〟の力を3人が合わせることで、ただ祓うのではなく、浄化することに重きを置いて欲しかったな、と思いました。
松竹がこの作品の企画を通したのが不思議です。
そしてキャストが素晴らしいです。
原作ファンで三角君役の志尊君はちょっと違うかな?と思っていましたが、映画ならではの三角の内面や普通の人間らしさが出ていて素晴らしかったです。
そしてヒウラエリカ役の平手友梨奈さんがハマり役です。
私は、サイコな能力はないが、そういう人がいてもおかしくない。
霊だからと言って悪と決めつけるわけにはいかないが、霊的なものを怖いと感じるのはなぜだろう?死に少し似ている。我々は、死とは何か分からないが、忌避するものと感じてしまう。霊とは何か分からないが忌避してしまう。死があの世の事なら、霊的なものはこの世の事なのだろうか?